「ビーガン王子」と
日本の出会いとは?
なんと、英語・フランス語・スペイン語・日本語・ドイツ語の5カ国語を話すマルチリンガルのアレックスさん。自分自身のルーツが多国籍であることも手伝い、新しい文化を学ぶことにはずっと興味を持ってきました。
「僕が日本語を専攻したUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)は東アジアの研究がかなり有名なんです。僕はそれまで、日本といえば『お寿司』『忍者』『テクノロジー』みたいな典型的なイメージしかなかったのですが、言語を学ぶことで文化の理解が深まりました」
大学で日本について学ぶだけでなく、ヴィーガンの魅力を広めたいと来日して起業までするバイタリティの持ち主です。
「ヴィーガンはアメリカではもうかなり浸透しているけれど、日本ではまだ僕が影響を与えられたり、貢献できたりする余地があるんじゃないかと思いました。それに、若いうちに海外に住む経験をしてみたかった。僕は今までいろんな国を訪れてきましたが、日本が一番住み心地が良いです(笑)」