居酒屋のアルバイトを経て
起業を決意
横町さんが企業を決意したのは23歳の時。もともと人を喜ばせるのが好きで接客業に興味があり、学生時代に居酒屋でアルバイトをしていた時にはその働きぶりから副店長を任せられていたそうです。
「常連のお客様が8、9割というお店だったのですが、僕は全てのお客様の下のお名前とファーストドリンクを覚えていました。店の中から外を見て、歩いてくるお顔が見えた瞬間にキッチンにオーダーを通して、席にご案内した瞬間におしぼりとドリンクをお出しする、みたいな(笑)。みなさん、すごく喜んでくださって」
当時の社長に、「本気で営業やったら月の売り上げを倍にする自信があるので、給料倍にしてください」と直談判もしたこともあったとか。
「店長は『絶対無理だよ』と言っていましたが、実際売り上げを倍にしてみせたんです。その時、これはずっと人に使われるんじゃなくて、自分で起業して、自分の店で全力を出したいと思いました」