グローバルなZ世代から
学びを得る日々
職業柄、10代〜20代の若者たちと交流する機会が多い西川さん。若い世代との関わりに関しては、「非常に刺激をもらって、勉強になります」と語ります。
「社会起業家やその卵のような子たちが多いので、みんな、とっても志が高くて。私のこれまでの仕事での経験を話したりしますが、少しでも彼ら、彼女らの役に立てたりするとやっぱり嬉しい。今はそれが大きな充実感につながっていますね」
「トビタテ!留学JAPAN」は2013年に文部科学省がスタートさせた事業。個人や法人からの寄付で若者の留学支援を行う「日本代表プログラム」を通じて、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成しています。西川さんはその広報だけでなく、文部科学省全体の広報戦略アドバイザーも担っています。
「もともと公的な立場で働きたいという希望を持っていました。大学を卒業してから留学業界に10年ほどいて、またPRの世界でも学んできたので、そのすべてを活かせる現在の仕事はとてもやりがいがあります」
子どもの頃は国際公務員に憧れたという西川さん。文科省直下でグローバル人材を育て、社会貢献につながる現在の留学支援はまさに天職ですが、現職に辿り着くまでに4度の転職を経てきました。