お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~ 吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

記事一覧

庭のリセット期限間近です。

関東以西は、宿根草の切り戻しの季節です。温暖な冬で地上部で葉っぱを落とさずに春を迎える植物も少なくないですが、我が家では2月23日に、一斉に地上部の草たちを借り戻しました。 コンテナで展開するナチュラリスティック風の宿根草の寄せ植え。 や...

庭と建築 暮らしの見直し

ナチュラリスティック・ガーデンが、園芸愛好家やガーデン業会以外からも脚光を浴びるようになり、 庭と建築の関係、以前よりも多くのひとたちが注目するようになったと感じます。 なので、どちらか片一方にしか興味のなかった人たちにも、この興味が繋が...

19世紀末、モリスから20世紀グロピウス経由21世紀のピート・アウドルフまで

モリスからグロピウスとは、19世紀のヨーロッパにおける近代デザインの父に始まって、 20世紀初頭の、デザインの礎までのこと。 先日ご紹介した「桂離宮」の本に続く、私がおもしろいと思っている興味へのフォーカスです。 学生時代〜1970年代ま...

3月2日~5日 青山通り植栽ボランティア・スタッフ募集!

2020年春 青山通り 緑のおもてなし風景街道 が本格的に始動します。 3月2日から5日の4日間、1日あたり5名様の枠で、ボランティア参加をしてくださる方を募集します。 もっと早くに募集を始めたかったのですが、ぎりぎりになり、まことに申し...

2月の中之条ガーデンズにて

ここは、どこ?と、2〜3年前の景色をなんとなく知っている方なら、ここがどこかはもう、わからなくなっていると思います。 視点を少し右に転じると、ああ、あの建物ね。とわかるはず。 冬の状態を確認し、春の準備を。今年は本当に暖冬です。 冬でも、...

2月のフラワー・ショウ@ロンドン

王立園芸協会 RHS のヘッドクォーターがロンドン、ヴィクトリア駅近くのヴィンセント・スクエアにあります。 ロンドンに住んでいた頃は、ここで開催される様々なイベントや、世界一のガーデン関連書が所蔵されている図書館もあり、RHS の会員はフ...

アネモネ、去年の夏をサバイバルして冬の間咲く

実は写真のアネモネ、去年の11月から今もずっと咲いています。 バイオゴールド・ソイルを使って植えた球根は、植えっぱなしでも、夏のサバイバル度数が高いのです。 もちろん、時に、サバイバルはするけれども、球根が充実しないと葉っぱだけ出て花が咲...

マギーズセンターの建築と庭/映画上映+トークショウ開催

2年ほど前から始まった Piet Oudolf Five Seasons の映画、何度見てもいいですねぇ。その後、日本全国で上映され、じわじわとこの流れが広まっています。 そして、この春 4月13日(月)に、再度、東京で上映されることが決...

気候変動に負けない庭

今、和洋、さまざまな庭を見て回り観察するなかで、晩秋から関東以西、冬の庭は、比較的によく晴れて、ストレスを感じるほどには忙しくなく、藪蚊も毒虫もいないし、庭作業や庭の時間も、楽しみながらすごせるタイミンです。 だからこそ、夏の厳しさや、台...

桂離宮へ(2)

お寺の庭は、一枚の動かない絵が多いですが、桂離宮は回遊式の庭園なので、移動するつど見えて来る絵がドラマチックに変化します。イングリッシュ・ガーデンの設計に見られるような、生垣で囲まれた四角いガーデン・ルームズではないけれど、歩みを進める都...

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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