お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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「花の祭典~Fukuoka Flower Show Pre-Event~」

3月23日日曜日から27日木曜日福岡市植物園で開催されたフラワーショー。

1つのフラワーショーで、ガーデンを作ると言う事は、本当にたくさんの必要なことが多くそう簡単ではありません。

それには多くの方々の協力も必要だし、みんなが一丸となって初めて素晴らしいショーができると思います。

ずいぶん昔のことに感じるのですが、最初にフラワーショーのガーデンデザインを担ったのが1997年。大阪ガーデニング・フェスタでした。それから

もう、かれこれ、フラワーショーのガーデン作りに関わって30年近いが月日が経ちましたが

デザインをするために必要な植物を集めることも大変だし、もちろんガーデンを作るための構造デザインも非常に金額のかかることであり。そして、集まった植物を美しく見えるように組み合わせて植栽し、その上で、それらの植物が元気で美しく育ってくれるためにするべきこともたくさんあります。

(たとえ数日の間だとしても)

中でも国際バラとガーデニングショーには、20年近く関わっていましたから、私にとっては人生の1部のようであって、私にも独特のノウハウが身に付きました。

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特にたくさんの花を咲かせる必要性、瞬発力というか。多くの人々花で魅了するために...

そして活力を与える。今回もガーデンショーのために何を具体的にどのようにするべきか。

フラワーショーの庭を初めて作る、私がメンターとなったコンテストガーデンの石井さんには、私のエネルギー全開でお伝えをさせていただきました。

そのために、いつも使わせていただいているバイオゴールドの素材をショーガーデン向けに、会社の方にもご相談をしました。何をどの程度どのように使っていくか。

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大体くたびれて見える植物には、私は黒いボトルのVRNAを規定量散布する事をベースに植え付け前には同じ液体に植木鉢ごと漬けておいたりもします。

前後で天候が悪く光合成が少ない場合に花の色調がくすんでくるのでそれを鮮やかにするためにはヴィコント064を葉面散布。

今回の福岡の場合では、三日間以上かかって段ボールに入って輸送されてきた植物たちが、乾燥や開封直後に日陰に置いておければ良いのですがそうでない場合など直接の強い対応に弱っていることもありましたので。その場合も。

そして植え付けてから根を張って欲しいし、数日後のエネルギー、ある程度の瞬発力のある効果が見える方法として

今1番、これは自宅の植物にも今は春ですから、気になるものにはこれらを与えるのですが、

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バイオゴールドオリジナル肥料を1リットルあたり3粒ほど。これが、溶かし肥料です

写真は約2リットルのペットボトルでしたから、6粒入れているのですが、数時間でこれが完全に溶けて茶色い液体になります。

これをまだこれから花をたくさん咲かせたいラナンキュラスやアネモネなどの根元に散布。

この作業を私がしていると、何を与えているのかずいぶん聞かれましたが、

化学肥料ではないので土壌環境も微生物も安全だし、そして何より驚くのが、1週間から10日位でその効果が目に見えるところです。ぜひご自宅でもこの場合ゴールドの粒があればお試しください。割と効果が早く出るので春は手遅れにならずに済みます。

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ただ先日の福岡は急に気温が上がって、それまでは冬のような気温だったのに、27〜8度まで上がったでしょうか。

真夏のような日差しで花が開ききってしまったので、それは見つけ次第カットバックをしていました。

さすがに花柄摘みは、まめにしていかないと、次の花が避けないので、そればかりはマメに

花柄を積むほかありません。

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福岡フラワーショーの会場内には、様々なRHS推奨の新しく登場した植物の展示や、福岡はマンションが多いので、そんなマンションのベランダガーデンの提案もさまざまにありました。

そこに嬉しいことに、こんな展示が。

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実は福岡のイベント、私が参加することが決まる前から、コンテスト参加の石井さんが、ベランダガーデンのエントリーをされていて。私はそれを知らなかったのですが今回会場に来てみると、なんとこんなディスプレイが。

まさにこれはベランダ側にも必需品といえますね。こちらのセージグリーンの収納庫の評判が良く、どこの会社のものかいろんな人に聞かれたそうです。うふふ。人気のロングセラーです。我が家でも長年使っています。

ちなみに右側に植っているコンテナに見えている金柑は、夜になるとカラスにずいぶん食べられてしまったそうで、残念でした。人がいたら近づかないのだそうですが、夜はカバーをかけて帰ればよかったですね。

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上が石井康子さんの展示。下が天野麻理絵が作ったベランダガーデン。ここにも様々なはい行きますディノスガーデニング

こちらもフェルモブのテーブルセットです。

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あいにくお天気が悪い時に撮影してしまったので、こんなに暗いのですが、とっても良い雰囲気でした。

こちらのベランダ・ガーデンは先日のフラワーショーの終了の際に撤収されてしまいましたが、3つのコンテストガーデンのほうは5月の連休まで展示が続きますので、先ほどご紹介したバイオゴールド有機肥料でこれからも引き続き植えっぱなしで開花し続ける予定です。

多くの場合、ショーガーデンは5日〜1週間の限定で、瞬発力要求されるけれども、その後は、植え替えをしなくてはならない場合が多いのですが、私としてはなるべく植え替えもしたくないので、いかに植物を元気に長持ちさせるか。

心を割いて植栽をしました。

福岡に近い方がいらっしゃればぜひ植物園に見学に行っていただけたら嬉しいです!

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そして本日、日曜日は、ようやく久しぶりに終日自宅にいるので、自宅の植物たち、これから成長して咲き出す植物たちに、このバイオゴールドの溶かし液肥を与えました。

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つづく


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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