2023.6. 6 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」ガーデニング術ネットでオープンガーデン自宅ガーデン
6月に入り、関西地方も梅雨入りしました。
今年のバラシーズンもあっという間に終わってしまいました。
我が家のバラの庭も、いっときの花盛りの風景とは全くかけ離れた寂しい状態になっております。
さて、今年も「ネットでオープンガーデン」と称して、我が家のバラの庭をご紹介しておりますが、
前回の「早咲きのバラ」に続き、今回は、我が家の「遅咲きのバラ」編ということでご紹介します。
前回の「早咲きのバラ」編に続き、今回も園芸YouTubeチャンネル「ショクナナ!」にて、
動画撮影してもらいました。
そちらの動画も以下にご案内しておきますが、ダイジェスト版で、僕が撮影した静止画像(写真)で、
我が家の「遅咲きのバラ」をご紹介していきます。
我が家の「遅咲きのバラ」は、エリア的には、前面道路に面した「前庭」に多く配置しています。
前庭の最盛期の頃の風景を何枚か、ご紹介します。
こちらが、我が家の前庭。
道路に面したオープン外構で、駐車場と玄関アプローチで構成されています。
まず目に飛び込んでくるのが、こちらの引き込み電柱に誘引したつるバラ、
チェビーチェイス。
赤い小花で房咲きする品種ですが、このつるバラを引き込み電柱を
オベリスク代わりにして、らせん状に誘引しています。
高さ12尺(3.6m)の高い脚立に登って誘引しているのですが、
咲くと、このようにボリューム感のあるバラのタワーになります。
こちらは、駐車場側から見たアングル。
普段は車を停めているので、このようには見えないのですが、バラのシーズンの週末の土日曜日には車を移動させて、
建物外壁面に誘引しているつるバラの風景が見えるようにしています。
道路側から、建物を真正面に見たアングルです。
建物側にも高木・アオダモを植栽してまして、その後ろの建物の1階部分、白い大理石タイルの壁面に、
大型のつるバラを何本も誘引しています。
建物外壁の向かって左半分のエリアは、「レッド・クリフ(赤い断崖)」と呼んでいるゾーンで、
赤い花の咲くつるバラを集めたエリアです。
しかも、遅咲き品種ばかりを集めています。
昨年から、この赤花エリアに、紫色のつるバラを混在させるように配置しています。
少し斜めから撮影してみたアングルです。
ここに見えているつるバラは、赤花品種で、チェビー・チェイス、ブレイズ、
フロレンティーナ、イングリッシュローズのヒースクリフです。
混色している紫色のつるバラは、ヴァイオレット、ミステリューズです。
アップで見るとこんな感じになります。
比較的、ステム(花茎)が短い品種ばかりなので、壁面に張り付くように咲き、
まとまりが良いように思います。
赤花ゾーン「レッド・クリフ」の右横エリアには、大型のつるバラで、
パレード、ジャスミーナを誘引しています。
この2品種は、どちらかというと、ステム(花茎)が長く、
壁面から垂れ下がるように咲きます。
ステムの長さの違いで、印象は大きく変わる良い事例かと思います。
こちらのローズピンク色のつるバラが、パレードです。
壁面を駆け上がるように誘引しています。
ツルが垂直に近い状態のエリアは、花付きが悪くなってしまいます。
こちらは、玄関アプローチと駐車場の間に設置している小壁で、この小さな壁面に一重咲きの小輪房咲きのつるバラ、
モーツアルトを誘引しています。
このモーツアルトも遅咲き品種で、建物外壁面に誘引したつるバラとほぼ同時期に咲いてくれるので、
玄関アプローチの風景をつくりやすいです。
そして、我が家の前庭の全景です。
今年は、早咲きのバラが意外に長持ちしてくれ、逆に遅咲きのバラが少し早く開花したような感じで、
うまく早咲きと遅咲きのバラがコラボしてくれたように思います。
そのおかげで、全体的に開花のボリューム感が出たように感じました。
こちらは、園芸YouTubeチャンネル「ショクナナ!」の運営から撮影まで、
ひとりでやっておられるTディレクターです。
いつもスマートフォンをジンバル(手振れしないようにする操作器具)に取り付けて撮影してくださってます。
僕自身が開設する動画の撮影は、おおむね2時間ほどで撮影し終えますが、そのあともインサート画像といって、
箇所箇所に挿入する映像をこまめに拾い集めて撮影されるので、毎回半日は撮影に掛かります。
そのあと、編集作業も一人でされているので、大変だと思います。
余談ですが、こちらが、我が家の前庭の撮影のために、一旦避けた鉢植えの植物たち。
お向かいの方のご厚意で、撮影中、鉢植えを置かせていただきました。
我が家の庭は、コレクションしている様々な品種の植物がいっぱいで、まさに「圃場」状態。
撮影するのも、実は大変なのです。
そのあたり、是非、仕上がっている「ショクナナ!」の動画の方も合わせてご覧いただけると幸いです。
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