2023.5.31 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」ガーデニング術ネットでオープンガーデン自宅ガーデン
今年のバラシーズンも終盤を迎えておりますが、今年も「ネットでオープンガーデン」と称して、
我が家のバラ庭の様子をご紹介したいと思います。
我が家の庭は、都市部の住宅街にあり決して広い庭ではありませんが、前面道路に面した
オープン外構の「前庭」と建物に囲われたプライベートな「中庭」の大きく2つのエリアに分けれます。
それぞれに、配置しているバラのコンセプトが異なります。
今年は、「前庭」「中庭」というくくりではなく、「早咲きのバラ」「遅咲きのバラ」という風に分けて
我が家のバラ庭をご紹介したいと思います。
今回も、私が講師の一人として登壇させていただいている、園芸Youtubeチャンネル「ショクナナ!」にて、
我が家のバラ庭を動画で撮影していただいております。
詳しくは、以下にご紹介させていただく、Youtube動画をご覧いただくとして、今回はダイジェスト版として、
静止画(写真)を使って、我が家の「早咲きのバラ」をご紹介したいと思います。
エリアでいうと、我が家の「前庭」は総じて「遅咲き品種」が多いのですが、
隣地境界添いのフェンス部分には「早咲き品種」のバラを集めています。
こちらは、前庭の玄関アプローチ沿いの、隣地境界部分のブロック塀に誘引している
つるバラで、「カクテル」。
「バラの殿堂入り」している有名品種です。
超早咲き品種で、我が家では、今年もこのカクテルが一番に咲き出しました。
隣地境界部分は、このようになっています。
白いタイルを貼った左側が我が家の敷地。
敷地内に株元があるのですが、枝の大部分は、隣地境界側の壁面に誘引しています。
お隣さんの了解も得て、このような仕立てになっています。
最寄り駅から帰ってくると、最初に目につく場所で、
我が家の「ウェルカムローズ」の位置づけです。
その前庭の反対側の隣地境界側は、白い木製フェンスです。
こちらにも、つるバラを誘引していまして、先ほどの「カクテル」の枝代わり品種
「ピンク・カクテル」です。
幅約5mほどある木製フェンスを、このピンクカクテル一本で賄っています。
本家「カクテル」は赤と黄色の派手な色彩ですが、「ピンク・カクテル」は
同じ花形でも、花色がピンク、黄色、白と可愛らしい印象になります。
手前の花壇にも、黄色やアプリコット色のイングリッシュローズを
地植えしていますが、この時はまだ蕾の状態です。
ピンク色に交じって、青い花のクレマチス、天塩や美佐世などを誘引しています。
こちらは、玄関アプローチ側の隣地境界のブロック塀に誘引しているつるバラで、「バロン・ジロー・ドゥ・ラン」。
どちらかというと早咲き品種にあたります。
赤い花弁が波打っていて、そこに白いピコ(縁取り)が入る、とてもアーティスティックなバラです。
僕が、自分の庭で育てているバラの中で、1,2を争う、お気に入りのバラです。
こちらは、「中庭」で育てている大型のつるバラで、「スパニッシュ・ビューティ」。
「中庭」は、「前庭」に比べると、「早咲き品種」が多くあるエリアです。
その中でも、この「スパニッシュ・ビューティ」は、前述の「カクテル」と1,2を争う早咲き品種です。
フリルをまとった優雅な花姿は、とても魅力的で、一瞬で見た人の心を惹きつけます。
今年は、昨年に続き、「空中誘引」という技法を使って、壁面のない「空中」に誘引しています。
(こちらも、過去のYouTube動画で、「空中誘引」の作り方を見ることができます。)
こちらは、中庭の母屋の大きなガラス面に誘引しているイングリッシュローズのつるバラで、
テス・オブ・ダーバービルズ。
こちらも早咲き品種で、僕がコレクションしているイングリッシュローズの中では、かなり早い段階で開花します。
大輪の深紅の花で、開花すると見事です。
緑のハッパとのコントラストもとても美しいです。
ちょっとステム(花茎)が長いのが難点ですが・・・。
(房咲きの花が重くて、垂れ下がってしまいます。)
最後に、こちらは、「早咲き品種」ではないのですが、「遅咲き品種」でもない、
「中咲き品種」のつるバラで「パレード」。
前面道路に面した「前庭」の、我が家のメインの建物外壁面を彩るつるバラです。
建物外壁に誘引したつるバラの中では早くに咲き始めます。
撮影したのが、5月5日。
まだ、前庭の建物外壁は、こんな感じで、ほとんどのつるバラは、まだ蕾が固い状態です。
次回は、我が家の「遅咲きのバラ」と題して、我が家のバラ庭の後半の様子をご紹介いたします。
乞うご期待ください。
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