2018.7.30 / チェルシーフラワーショー2018
【 Space to Grow Gardens 】
続いては、第3の部門、「スペース・トゥ・グロウ・ガーデン」
こちらは、庭の大きさ的には、「アーティザン・ガーデン」
印象としては、
■ Urban Flow Garden
まず最初にご紹介するのが、こちらの庭。
テムズウォーターという水の供給会社がスポンサーとなっているガ
写真は、作庭の様子。
ほぼ完成間近といった段階です。
逆Uの字型のゲートや、
なっています。
ガーデンを横断するプロームナードから見える風景。
重厚感のある男性的な構造物と、
この庭で注目したのは、
その横に、オープンキッチンが置かれています。
そのオープンキッチンの上に、銅製の鍋が置かれていて、
こちらのガーデンは、ゴールドメダル(金賞)受賞と、この「
おいてのベストガーデン賞も受賞しました。
■ New West End Garden
こちらも、この部門でゴールドメダル(金賞)を受賞したガーデン。
こちらも、壁をデザインのキーとした、とても建築的な庭です。
白い壁面に、黒レリーフで描かれているのは、
別アングルで、庭の内部を見てみましょう。
白い壁面の裏側には、壁面緑化が施されています。
白と黒の三角形パターンの床が、
植栽も葉っぱの緑と、白やブルーの花だけで、
壁の裏に隠れて、正面からは見えない場所に、
日本では見かけることのない、
この黄色いツツジ、作庭の段階から、
開花調整をし、フラワーショー本番で、
様々な苦労の積み重ねの上に、
■ The Myeloma UK Garden
こちらは、またアーティスティックなガーデンです。
青いガラスかアクリルの板を積み重ねて女神像を作っています。
アートと庭の融合です。
アングルを変えて、女神像の正面から撮ってみました。
女神像の手の部分にも植栽が植えられています。
コンセプトドローイング(応募段階の完成予想図)では、
イメージになっ
タンポポのようなフワフワとした種が散らばって、
しれませんね。
シルバーギルドメダル(準金賞)受賞。
■ Skin Deep
こちらは、石材メーカーがスポンサーになっているガーデン。
切り出した石を積み上げたような、非常に幾何学的な庭です。
どこかしら、
モノトーンの石の塔や背後の壁の中で、
シルバーギルド(準金賞)受賞。
別アングルでもう一枚。
日本人には、どうしてもお墓に見えてしまうところが、
■ The Pearfisher Garden
こちらは、個人的には、この「スペース・トゥ・グロウ・
サボテンや多肉植物、エアプランツなどを使って、
今年のチェルシー・
ゴールドメダル(金賞)受賞の庭です。
真正面から見たところ。
地面を削って、庭全体を潜らせるように作っています。
多肉植物やエアプランツが、
独特の世界観を放つ、個性的な庭でした。
■ The Seedlip Garden
こちらも面白いガーデンです。
○ (丸)をモチーフに、東屋のスクリーンや水盤、
連続する丸がとても可愛らしい、ラブリーなガーデンです。
その中に、黄色いルピナスの花が林立し、
ゴールドメダル(金賞)受賞。
こちらは、踏み石のディテール(詳細)。
石のように見える丸い踏み石と、
■ The Silent Pool Gin Garden
こちらは、オーソドックスな作り込みのガーデン。
水盤を使った美しい庭園です。
背景には、チェルシー地区の王立病院の建物が見えていて、
思えます。
至る所にコッパー色(銅色)の鉢やオブジェ、壁面が置かれ、
審査ではシルバーギルドメダル(準金賞)でしたが、
ショーガーデン、アーティザンガーデン部門でもそうでしたが、
正統なデザインの庭なのでしょうね。
こちらは、作庭の様子。
石積みあり、水盤ありで、かなり難易度も高い庭だと思いますが、
作り上げておられます。
■ The CHERUB HIV garden : A Life Without Walls
こちらで、「スペース・トゥ・グロウ・ガーデン」の最後です。
コンセプトは難解で詳しくは分かりませんでした。
手前左側の白い繭状の部分にベンチがセットされていますが、
庭は、単なるデザインだけではなく、
思います。
シルバーギルドメダル(準金賞)受賞。
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