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専門家「風景」をつくるガーデニング術

僕のおススメのガーデングッズ(ガーデン・タープ&ガーデン・パラソル編)

居場英則

今年も折り返しを越えて、いよいよ夏本番を迎えました。

僕が自宅の庭で薔薇を育て始め、本格的にガーデニングをスタートしてから今年で7年目を迎えます。

地球温暖化の影響か、毎年、バラの開花が早くなるような気がし、また夏の猛暑も年々酷くなるような印象です。

我が家の庭は、極端に地面が少なく、育てているバラの大部分が鉢植えです。

鉢植えのバラは、地植えのバラに比べると、水遣りや肥料遣りなど、何かと手間がかかります。

暑い夏も、庭に出て作業をすることもたびたびです。

今回は、そんな夏場の作業に一役買ってくれる僕のおススメのガーデングッズを紹介したいと思います。

今回紹介させていただくのが、庭に日陰をつくってくれるグッズで、タープとパラソルです。

ディノスさんで取り扱っている商品の中から、気に入ったものをいくつか使わせてもらいましたので、

そのレポートをしたいと思います。

まずは、こちらから。

モダンカラータープ

我が家の庭は、前面道路に面した「前庭」と、コの字型の建物に囲まれた「中庭」の2つのゾーンがあります。

その「中庭」に、日陰をつくるのにタープを設置したいと、かねてから思っていました。

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こちらが、中庭にそのモダンカラータープを設置したところです。

庭で作業をする時に日陰をつくることもできますし、写真のように、日陰ができれば、その下でガーデンランチを

することもできるようになります。

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送られて来た梱包を開けると、このようなものが入っていました。

タープ本体と白いナイロンの紐、そしてフックです。

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数あるタープの中で、この商品を使ってみたいと思った理由は、2つ。

シェード生地の質感とその色です。

生地はごわごわとして美しいテクスチュア(触感)があります。

また、このブルーグリーンの色が、太陽の光を柔らかく透過して、

涼し気な印象を与えてくれるのではないかと思ったからです。

建物の外壁色や庭の木々の緑とも相性が良いように思いました。

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いよいよ中庭に設置します。

タープの一辺は、中庭に面した玄関ドア上の庇部分に、フックを取り付けて、

シェードのハトメ穴に引っ掛けて設置しています。

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2階から、中庭を見下ろしたところです。

コの字型に囲まれた我が家の中庭の様子が分かりますでしょうか?

画面左側が南側で、タープを設置したことで、中庭に日陰が出来ています。

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タープの右側は、玄関軒裏にフックで留めています。

もう一方の左側は、隣地境界のフェンスに、付属の紐で引っ張って留めています。

こちらのタープの大きさは、幅1.9m、長さ3mのものです。

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タープを下から見上げたところ。

僕のイメージ通り、ブルーの生地を透過する光が何とも美しいこと。

玄関の軒先に誘引しているつるバラの陰も写り込んで、何とも美しい柄が浮かび上がりました。


タープの下に、ガーデンファニチャー(ベンチとチェア、テーブル)を置いてみました。

日射しの強い中でもしっかりと日陰をつくってくれるので、ガーデンランチをするのに重宝します。

パラソルと違って、支柱を立てる必要がないので、狭いスペースを広々と有効活用することができます。

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ガーデンファニチャーに近づいて撮影してみました。

ブルーの生地を透過する光が、涼しさを演出してくれます。

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長さ3mあるタープですが、設置位置(高さ)を左右で変えることで、緩やかな放物線を描き、庭に美しく映えます。

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タープの下で、ガーデンランチをしている様子。

ちょうどこの時期、紫陽花とバラの花が咲いていて、青いタープが花の色に彩りを添えています。

花に囲まれてのガーデンランチ、庭で過ごす時間が一層楽しくなります。


続いて、同じモダンカラータープのサイズ違いを使ってみての様子です。

こちらは、一番小さなサイズ、1.9m×2m、ほぼ正方形の大きさです。

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中庭のウッドデッキの小庇に取り付けてみました。

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タープのもう一方の端に付属の紐を使って、庭の高木に括り付けて固定しています。

タープの下、日陰にはデッキチェアを置いています。

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玄関方向から見ると、こんな感じ。

中庭の奥に、ブルーのモダンカラータープが庭のフォーカルポイントになっています。

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ウッドデッキ側から中庭方向を見たところ。

デッキチェアに寝そべれば、タープが強い日射しを遮り、心地よい日陰を堪能できます。


ハンギングパラソル

「中庭」に設置した、モダンカラータープともに重宝しているのが、こちら。

ハンギングパラソルです。

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こちらは、我が家の「前庭」。

前面道路に面した西向きの前庭は、普段は駐車場となっている場所ですが、建物の外壁や、隣地境界のフェンスなど、

壁面につるバラを誘引して、立体的なガーデンを構成しています。

バラの最盛期の週末の土日には、オープンガーデンを開催することもあり、その際、この駐車場を、

来訪者に見学していただくスペースとして開放しています。

ただ、西向きの前庭は、西陽が強く、日陰もないことから、パラソルを設置して、日陰を作っています。

三角形の形をした特徴的な外観の我が家の風景に合うように、白い大型のパラソルを設置しています。

足元を広く使えるように、中央に支柱のないハンギングスタイルのパラソルがとても便利です。

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このハンギングタイプのパラソルを2基使って、前庭でガーデンパーティを開いているところです。

バラの最盛期、友人を誘って、ガーデンパーティをすることがあります。

大人数の場合、前庭の駐車場を使っています。

日射しが強い日のガーデンパーティには、日陰を作るパラソルが必須です。

テーブルと椅子を並べるのに、真ん中に支柱があるタイプのパラソルは設置が不便なのですが、

このハンギングタイプのパラソルなら、テーブルのレイアウトが自由でとても重宝します。

ハンギングタイプのパラソルは、見た目にも軽く、意匠的にもとても気に入っています。

これから暑い夏を迎えるにあたって、庭に日陰を作ることはとても重要です。

熱中症対策にもなりますし、ガーデンランチや休憩にはもってこいです。

日陰を作るという機能性ももちろん重要ですが、見た目の美しさ、ガーデンと一体感ある風景を作れる意匠性なども

考慮にいれて、選ばれると良いと思います。


今回ご紹介した2つのガーデングッズは、僕のおススメの商品です。

是非使ってみられては如何でしょうか?


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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