2023.1.17 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」ガーデニング術自宅ガーデン
遅ればせながら、新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、ディノスさんのこのガーデニングサイト、dinos ガーデンスタイリングで連載コーナーを持たせて
いただいて、丸7年が過ぎ、今年は8年目に突入します。
今年2023年も、引き続き、この連載コーナーを持たせていただけることになりました。
昨年春より、関西発、園芸YouTubeチャンネル「ショクナナ!植物遊戯7日間」という、ガーデニングや植物を
テーマにしたYouTubeチャンネルにて、講師陣の一人として登壇させていただいておりますが、
今年もそちらも引き続き、講師として登壇する機会も増えそうです。
こちらのディノスの連載コーナーでも、引き続き告知させていただきますので、ご覧いただけましたら幸いです。
さて、今年一本目のブログ記事も、その園芸YouTubeチャンネルの動画配信告知をさせていただきます。
撮影したのは、昨年の12月なのですが、我が家のガーデンの冬のシーズンの作業の一つとして、
鉢植えの「ジャカランダ」という珍しい樹の冬越し作業の様子をご紹介しています。
皆さん、「ジャカランダ」という植物をご存知でしょうか?
ジャカランダとは、世界三大花木のひとつとされているノウゼンカズラ科の高木で、中南米の温かい地域に生息し、
日本のソメイヨシノと同じく、原産地では葉がない状態で、木全体に薄紫色の花を咲かせます。
Instagramなどで、ジャカランダが満開の風景の写真などが良く回ってきますが、その美しさは圧巻です。
実は、このジャカランダを我が家に迎えたことについて、このブログでも、過去に記事を書いています。
良かったら、是非、この↑リンクから、過去に書いたジャカランダの記事も読んでいただきたいです。
YouTubeの動画では、このジャカランダの冬越し作業の様子を撮影、紹介しています。
数年前に大きな株立ち樹形のジャカランダを手に入れました。
いきなり地植えできないので、しばらく鉢植えのまま、自宅のある奈良の環境に慣れさせるため、
毎年冬越しの作業をしています。
寒暖差の激しい奈良は、冬には気温が0℃を下回ることもあります。
原産地が南米などの温かい場所ですので、鉢植えのままでは、根の部分が冷気に晒され、
冬越しできずに木が枯れてしまうリスクがあるのです。
そのため、毎年、不織布で地上部を巻き、根の部分も可能な限り防寒対策をしています。
まずは、地上部の幹を麻ひもで縛り、できるだけコンパクトにします。
黄葉した葉はそのままで不織布の中に取り込んでしまいます。
冬の間に、その葉も不織布の中で、次第に落葉してしまいます。
このような形で、幹や葉に不織布を巻き付けます。
そして、寒風が直接当たらない、建物下(軒下)に取り込みます。
鉢の土面にも、発泡スチロールなどを敷いて、防寒対策を行います。
ジャカランダは、冬の間、休眠状態になりますが、時々、鉢の土の様子を見て、土が乾いているようであれば、
多少の水遣りは実施します。
その程度の冬越し作業で、これまで数年間、無事に冬越しできています。
そろそろ地植えを検討しても良い段階ではあるのですが、地植えしないとおそらく花は咲かないと思いますが、
逆に、地植えすると、10mくらいに伸びてしまうので、それはそれで住宅地の中では覚悟がいりますね。
なかなか悩ましい状況です。
でも、いつか、自宅の庭でジャカランダの花を満開に咲かせたいという夢は持ち続けています。
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