2022.5.30 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」自宅ガーデン
あっという間に5月末になり、今年の春のバラシーズンもフィナーレを迎えています。
先週、こちらのコーナーで、関西発の園芸YouTubeチャンネル「ショクナナ!植物遊戯7チャンネル」にて
「暮らしの中に植物がある風景」を紹介させていただく講師として登壇させていただくことをお知らせしました。
今回は、僕が担当する第2回目の動画が、本日5/30(月)に配信されましたので、そのご案内です。
前回の第1回目の動画配信では、我が家のバラ庭の中でも、早咲き品種の多い「中庭」の様子をご紹介しました。
今回は、遅咲き品種が多い、我が家の「前庭」の様子をご紹介しています。
我が家のガーデンは、前面道路に面したパブリックな空間としての「前庭」と、
建物に囲まれたプライベートな空間としての「中庭」の、大きく2つのエリアがあります。
建物に守られた静謐な「中庭空間」は、香るバラを中心に植栽していますが、
道行く人にも見ていただけるオープンなスペースの「前庭」は、建物外壁面につるバラを誘引した
立体的でダイナミックな「壁庭」が特徴的なガーデンです。
今回は、そんな我が家の前庭の『壁庭』をご紹介させていただいています。
こちらは、今年の我が家の前庭風景のワンシーン。(一眼レフカメラで撮影した画像です。)
奥の建物外壁面に誘引したつるバラの「壁庭」と、隣地境界(画面左側)の花壇に植栽したシュラブ樹形のバラ、
宿根草などが同時に咲き誇り、高木の新緑も相まって、立体感のある風景となりました。
こちらは、建物外壁面を使った「壁庭」のアップです。
動画の中でも解説していますが、こちらの壁面に、約10種類のつるバラを誘引しています。
こちらも、動画の中で解説をしていますが、つるバラの誘引作業直後(今年1月)の前庭の全景です。
向かって左側の隣地境界に沿って植栽した常緑樹の3本のオリーブの木以外は、落葉樹なので
冬はほとんど緑がなくなり、淋しい風景になります。
そしてこちらが、今年5月の前庭全景。
前面道路に面した土地の幅いっぱいのオープン外構ですが、右側が玄関アプローチ、左側のスペースは駐車場です。
その中に、シンボルツリーの高木(一番手前の株立ち樹形のエゴノキ)の他、アオダモやヤマモミジ、オリーブ
などの高木を随所に配置し、画面中央手前の花壇には、低木のユキヤナギを植栽しています。
それ以外は、木立性のバラやつるバラ、宿根草などをゾーンごとに配置した構成となっています。
こちらは、「壁庭」のつるバラ誘引作業後の詳細。
バラの開花期は5月の約1ヶ月程度ですが、つるバラ誘引後の枝だけの期間は約3ヵ月(1月~3月)あります。
この枝だけの期間も、「壁庭」が美しく見えるように、つるバラの誘引作業を行っています。
そしてこちらが、今年5月の前庭の「壁庭」のつるバラが満開の様子。
まだまだうまく行かないことも多々あるのですが、毎年少しづつ改善改良を重ねて、今この状態になっています。
今年の我が家のバラシーズンはもうフィナーレを迎えていますが、
動画だけでなく、毎年恒例の「ネットでオープンガーデンスタイル」で、僕が撮影した静止画を使って、
後日またこちらのコーナーでご紹介させていただけたらと思っております。
乞うご期待ください。
尚、園芸YouTubeチャンネル「ショクナナ! 植物遊戯7チャンネル」では、次週以降もしばらく
月曜日の「くらし」をテーマにした回は、僕が担当させていただく予定です。
次週以降の動画公開予定についても、前回の告知の焼き直しになりますが、以下、お知らせしておきます。
↑こちらは、来週6月6日(月)に配信予定の第3回。
バラの庭をデザインさせていただいた知人宅のガーデンを訪問した映像です。
ちょうどバラが満開の時期に訪れましたので、素敵な風景をご覧いただけます。
↑こちらは、6月13日(月)配信予定の第4回。
今シーズンより、僕がデザインさせてもらった京北バラ園(花簾庭)のヘッドガーデナーに就任していただいている
Rococoさん宅のガーデン(京都府亀岡市)を訪問した際の映像です。
バラだけではなく、ガーデンライフを楽しむ雑貨や設えなどもご紹介しています。
これ以降も僕がデザインに関わらせていただいたガーデンなどを続々とご紹介させていただく予定です。
引き続きご視聴いただけましたら嬉しいです。
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