2016.2.17 / お庭づくりの工夫
こんにちは!Bloominです。
お庭に出るとぽかぽかと太陽の光があたたかく感じられる日もあり、
まだ少し遠く思えていた春のあしおとが、耳を澄ませば聞こえそうな気がします。
春のおとずれを私に知らせてくれるのは、いつも庭の植物たち。
新しい芽をたくさん見つけたり、葉にツヤが出てきたり、葉の色が青々としてきたり。
特に、「色」で感じる印象はわたしたちの五感にダイレクトに働きかけてくれる
大きな存在です。
今日は、そんなお花の「色」について書きたいと思います。
お庭やベランダに植えるお花を出迎えるに当たって
植える場所や器までイメージしてから購入する方は少数派ではないかな?と思います。
実際にわたし自身も、園芸店に行くと、直感的に「カワイイ!」「素敵!」と出迎えるお花もたくさんあり、
植える場所を帰ってから選ぶのもまた楽しみの一つでもあります。
いずれにしても、植え方ひとつでお花の色が引き立ったり、お庭の雰囲気が変わったりと
いろんな色の使い方があると思います。みなさまはどんな色の使い方が好みでしょうか?
我が家のお庭の過去の例です。よかったら見て下さい。
アナベルの咲く季節はめいっぱい「白」を引き立てて。
6月はアプローチ沿いに、ハイドランジア「アナベル」が咲きます。
アナベルの白は梅雨どきのじめじめした西庭をぐっと明るくしてくれる貴重な存在。
通るたびに気分が明るくなるアナベルの白を引き立てるよう、
周囲はダークな色合いで抑えめにしています。
白壁に映えるのはオトナ色の花。
こちらは西洋オダマキ。
一度植えると3年くらい楽しめる宿根草です。
ワインレッド系の落ち着いた色合いは、同じく落ち着いた色と合わせて
色や花の持ち味をしっとりと楽しみたいものです。
赤を引き立てるならやっぱり黒。
毎年、フェンスに等間隔でハンギングしている「赤」のお花。
冬にはビオラ、夏にはサフィニアやミリオンベルなどを植えます。
赤をぐっと引き立ててくれるのは黒のプランター。
鮮やかな赤は、他の色と安易に合わせると散らかったイメージになりやすい色ですが
黒は赤をぐっと引き締めてくれるのでおすすめの組み合わせです。
イエロー・オレンジ系は白と合わせてやさしく。
1株だけで明るい雰囲気になるビタミン系カラーのお花は、
白いプランターに植えたり、また同系のニュアンスカラーでまとめると
やさしい雰囲気のナチュラルなコーナーを演出できます。
ニュアンス系のイエローづかいでやさしいナチュラルガーデンに。
こちらのお花はアークトチス。黄味がかったホワイトのお花とシルバーリーフが
文句なしにかわいいお花。寄せ植えや花壇に植えるときは、
白い花ではなく、色合いの濃いカラーリーフとの組み合わせがGOODです。
グリーンを引き立てるのはやっぱり「木」の色。
葉色の緑がぐっと引き立つのはやっぱり木の色、幹の色、枝の色。
木製の雑貨と組み合わせることで、目にも心にもやさしいワンコーナーに。
木製や木目調のアイテムをうまくつかって、グリーンの映えるお庭づくりを目指したいものです。
【まとめ】
■主役にしたい季節のお花はなるべく引き立てて。
■ニュアンスカラーのお花は、本来の色を楽しむ工夫を。
■奇抜な印象になりやすいイエロー系のお花は、白や同系色の色と合わせると
グラデーションを楽しめるやさしい寄せ植えに。
■グリーンを引き立てたいならやっぱり「木」の質感や色が合う。
みなさんも、色を楽しみながら、ナチュラルな雰囲気のお庭づくりを楽しんでくださいね。
それでは、本家ブログでもお会いしましょう♪
毎日更新、がんばってます!
Bloom in My Garden~花咲くわたしの庭~
■おすすめ特集