2016.12. 8
ぽかぽか陽気とつめたい空気が混在する、12月。
お部屋、お庭のどちらも、本格的な冬じたくが必要な季節がやってきました。
こんな季節はぬくぬくとお部屋にこもっていたい気持ちもあるけれど
お鍋や焼き芋のように、寒い時期にしか味わえない楽しみもあれば、
寒い時期にこそその美しさを発揮する花や緑もたくさんあります。
今日は、冬になるのが待ち遠しくなるほど、わたしが愛してやまない
「葉ボタン」の魅力をご紹介します。
シンプルに、同系色のビオラと寄せて。
オーソドックスなタイプの葉ぼたんを、濃い同系色のビオラとあわせて
シンプルな寄せ植えに。
葉ぼたんのグラデーションが際立ち、よりいっそう華やかに見えます。
パープル×ホワイト 葉ぼたんが主役。
少し大きめのパープルの葉ぼたんと、小ぶりなホワイト系の葉ぼたん。
ダークな色合いの葉ぼたんは、シルバーリーフとの相性も良く、
一気に冬色を演出できる組み合わせです。
少しずつ気温があがりはじめる3月初旬には、葉ぼたんは
花を咲かせるために少しつづ立体的になってきます。
そして春には、背丈が30センチほどになり、先端に黄色い花を咲かせます。
この頃になると、寄せ植えとしての観賞価値はもうありませんが、
ユニークな立ち姿とたくましさを見ることができます。
飛び出す寄せ植え@額縁風プランター
小さな横長のプランターにマラコイデスと一緒に植えた葉ぼたんは
額縁風のスタンドにセットすれば、まるで絵のような寄せ植えに。
色やカタチのちがうリーフと合わせれば、葉っぱのはずの葉ぼたんも
まるで花のように、主役をつとめてくれます。
成長するにつれて、額縁から飛び出してくるので、まるでだまし絵のよう。
お庭に訪れる人たちにも好評です。
惜しみなく鉢に寄せて、花束のように。
冬場につくる寄せ植えは、少し詰め込み気味かな?と思うくらい
ぎゅっと寄せて植えても大丈夫。
成長スピードがゆるやかなので、春や夏より
長い間 美しい状態で鑑賞することができます。
ひと昔まえの葉ぼたんと言えば、とにかく大きくてインパクトがあるもので
お正月に玄関の前に堂々と飾られているような印象でした。
最近では、花束のようにスプレータイプで育苗された苗や
色幅を楽しめる、複数の品種が混在している苗、
また、黒くてチリチリとした男前なイメージの葉ぼたんなど
いろいろな種類を楽しめるようになりました。
幾重にもかさなるシックな葉色の葉ぼたんは、一気に大人っぽさを演出できる
優秀な冬の一年草です。
寂しくなりがちな冬庭に、華やかさをプラスしてみませんか♪
乾燥にも強くてとっても手間いらず。
虫の少ない冬にこそ「葉の美しさ」を存分に楽しめるチャンスです。
ぜひお庭やベランダに葉ぼたんを迎えて、自分流にアレンジしてみてくださいね。
それでは、本家ブログでもお会いしましょう♪
毎日更新、がんばってます!
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