2024.11.28 / ガーデングッズ使用レポート
ひとつ前の記事で、木製コンポストの組み立てについてレポートさせていただきましたが、
今回は、もうひとつ、僕が心待ちにしていたガーデン用品を実際に使わせていただけることになったので、
その使用レポートを書いてみたいと思います。
今回、使わせていただいたのが、こちら↑の商品。
ドイツのGARDENA社の「スパイク式ホースボックス(ホース長さ15m)」、カラーは2種類あるうちの
ターコイズブルーの方になります。
こちら↑が、組み立て完了して、我が家の中庭の設置した様子の写真です。
これまでにも、ディノスさん取り扱い商品の中で、いろいろ使わせていただいておりますが、
特に水回り系の商品(ジョウロや散水ノズル、雨水貯水タンクなど)に目がなくて、
カタログでこのドイツ製のホースリール(ホースボックス)を見た瞬間、是非使ってみたい!と思いました。
送られてきたのは、このような段ボール箱でした。
段ボール箱を開けてみると、中にもう一つ箱が現れました。
こちらの商品、世界の園芸愛好家に支持される園芸用品のドイツ老舗ブランドのGARDENA社の製品で、
地面に差したホースリールが、ホースの向きに合わせて360度回転、ホースが絡んだりする面倒を解消する
スグレモノの商品なのです。
その独特のフォルムにまずは惹かれました。
本来の箱を開けると、中身が整然と梱包されていました。
中身をすべて取り出して、段ボールの上に並べてみました。
同梱されている取り扱い説明書(マニュアル)は英語表記のみで、日本語の解説はないのですが、
分かりやすい図(左ページ)に描かれているので、これを見ながら、簡単に組み立てができるようになっています。
まずは、ホースリール本体を支える支柱部分を組み立てます。
黒いラッパ型のパーツは、真っ二つに分かれます。
その2つのパーツを、ホースリールの本体の両側から挟み込みように取り付けます。
付属のビスを+ドライバーで締め上げて固定します。
先ほどホースリール本体に取り付けた黒いラッパ型の支柱部分をカバーするアルミのパーツがあります。
これがちゃんと装着できるか、事前に試してみました。
本体側の準備はこれでOK。
とても簡単です。
続いて、このホースボックスを設置する場所を決めます。
我が家の中庭のシェードガーデンゾーンの飛び石の横あたりの、空きスペースに設置しようと目星を付けました。
このシダ植物が植わっている辺りがちょうど空いているのと、我が家のガーデンは、前面道路に面した前庭と、
建物に囲われた中庭の、大きく2つのエリアにガーデンを設けているのですが、
中庭のこのシェードガーデンゾーンなら、前庭と中庭の両方に水遣りがしやすいという位置関係にあります。
これまでは、ずっとお気に入りのテラコッタ製のホースリールを使ってきたのですが、
見た目はとても気に入っているのですが、ホースの仕舞い込みは、手でグルグルと巻かなくてはならず、
面倒な上、手も汚れるというデメリットもありました。
今回、このお気に入りのテラコッタ製のホースへのつなぎ込みを変更して、
新たにドイツ製のモダンなデザインのホースリールを導入してみようと思います。
このシダ植物の手前の空きスペースに、取り付けロッド(支柱)を
建て付けます。
先端がドリル形状になった支柱を地面の中に、差し込んで行きます。
このあたりは、水遣りのたびに水で締め固められていて、
結構硬い地盤となっています。
ドリル形状の支柱を差し込んで行くのに、棒状パーツを差し込んで、てこの原理で力を加えていきます。
最初は空転するような感じでしたが、徐々に力を加えながら掘り進めると、だんだんと土の中に入って行きました。
もうドリルの部分は土の中に隠れてしまいました。
そして、黒いヘッドの部分だけが地上に残った状態まで来ました。
苦戦するかと思いましたが、意外に楽勝でベースの取り付け完了できました。
続いて、この黒いヘッドに、アルミ製の取り付けロッドを被せます。
アルミ製の取り付けロッドの内側に、爪状の突起があって、それを合わせれば、すっと入っていきました。
そして、その上に最初に組み立てたホースボックス本体をアルミ製の取り付けロッドに載せます。
これで、見た目は完成です。
結構、頭でっかちなフォルムですが、それがガーデンで異彩を放つようで目を惹きます。
ホースボックスの側面の円形デザインの部分のカラーは、シルバーとターコイズブルーの2種類あって、
僕は、サンルームの壁面にブルーに着色した板を貼っている関係もあって、ターコイズブルーの方を選びました。
取り付けロッド(シルバーのアルミ製のパーツ)を、内部の支柱ヘッドに
固定するため、側面から2か所ビス止めします。
これで取り付け作業は完了です。
ヘッド部分(ホースボックス)は、360度回転するように設計されています。
こんな風に、ヘッドの部分が回転するのも、面白いですね。
ありそうでなかった、新鮮なデザインだと思います。
続いて、ホースボックスの側面へ、蛇口接続ホースを差し込みます。
試しに接続してみると、コネクタ部分にグリスが塗られていました。
このあたりも、ドイツ製らしい、細かな配慮がされています。
側面への蛇口接続ホースの取り付け完了です。
ホースにも、ターコイズブルーが使われていて、なかなか素敵なデザインです。
蛇口接続ホースの先端は、中庭のシェードガーデンの地面に設けられた水栓へとつなぎます。
コネクタは、何種類か違うサイズのものが用意されていましたが、標準装備されていたものでピッタリ合いました。
今度は、ホースリースに格納されている伸縮ホースの先端に、専用のノズルを取り付けます。
もちろんドイツ製同士でピタリと合うのですが、今までこのような形状のノズルの先端は見たことがありません。
ドイツでは、このような先端ノズルが一般的なのでしょうか?
これで、すべてのパーツが取り付けできて、完成です。
あれだけ固い地面に30cmほど掘って差し込んだ支柱も、ホースボックスを乗せると、
重みのためか、少し傾きました。
このあたりはご愛敬という感じですが、アルミ製の支柱部分と地面の間の隙間に小石を挟み込んで、
傾きを修正しておきました。
新旧のホースリールの比較です。
これまでのテラコッタ製のホースリールがアナログとすれば、今回のドイツ製のホースリールは
さながらデジタルといった未来的な感じに思えてきます。
早速、水栓をひねって水を出して見ました。
標準搭載のこのドイツ製のノズルからは、このように水が噴射されます。
このノズルの良さは、とても軽いことです。
手が疲れないというメリットはあると思います。
僕の場合、使い慣れた真鍮製の散水ノズル(ハス口)を、このホースリールに接続したいと思います。
真鍮製の散水ノズルを取り付けた、自作の特製のホースです。
この真鍮製の散水ノズル(ハス口)もディノスさんが取り扱っていた商品で、以前に使わせていただいたものです。
ずいぶんと使い込んでいるため、以前のような真鍮独特の輝きはなくなってしまいましたが、
この蓮口の散水ノズルを使っていると、水遣りしている実感がとても湧くのです。
その自作の特性ホースノズルのアタッチメント
(ホームセンターで購入した一般的なもの)も、問題なく、
ドイツ製のアタッチメントに装着できそうです。
こちらが、その自作のホースノズルを取り付けた様子。
見た目はだらんとして不細工なので、毎回、水遣りするたびに、
先端分だけ交換するようにして使いたいと思っています。
先端ノズルを純正のものに戻して、再度撮影。
真横から見たところ。
未来的なデザインが気に入っています。
斜め後ろからのアングル。
ホースボックス(ヘッド部分)が、くるくる360度回転するのが、使い勝手良いですね。
我が家では、写真右方向の前庭、左方向の中庭へと、水遣りする範囲が広いので、
ヘッドがくるくる回ってホースの取り回しが良いのが、非常に機能的です。
また、ホースは引き出したらその長さで自動ロック(固定)され、軽く引けば自動で巻き取りしてくれるのも
とても便利な機能かと思います。
でも、機能性もさることながら、やはりこの商品の一番は、デザイン性ではないでしょうか?
斬新なデザインのガーデングッズが庭にあることで、庭の見え方が一新しました。
是非、皆さんにもおススメしたい逸品です。
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