2018.3. 8 / ハンギングバスケット寄せ植え
初夏と真冬のような気温が繰り返しています。
そんな中、今年の桜の開花予想は平年よりも早いようです。
少しずつ膨らんでいく蕾を眺めながら、桜の開花を楽しみにしましょう。
我が家の庭先では、春色の寄せ植えが春を演出しています。
今回は、春色で作るハンギングバスケットの寄せ植えをご紹介します!
■今回使用したハンギングバスケット
自然素材なのでどのような植物とも相性がいいです。
軽量なので、寄せ植えを飾るときや移動が楽です。
通気性、排水性に優れています。
セットでついているスタンドは、腰の高さで足が開くようになっています。
安定させる為、上の画像の部分を・・・
丸いところに、
入れて固定します。
ハンギングバスケットはこのようにかけます。
■使用植物
・ダブルオステオスペルマム パープル 2ポット
この寄せ植えでは主役となります。
紫色からピンク色のグラデェーションが美しいです。
春から初夏まで次々と開花します。開花期は週に一度、薄めた液肥を与えましょう。
日当りで管理します。
・ディモルフォセカ パステリーナ 6ポット
オフホワイトやレモンイエローなど、パステルカラーを選びました。
日当りと水はけのいい所で管理します。
・ネメシア チョコバナナ 2ポット
魅力的な花色で、とてもいい香りがします。
花後は剪定すると次々と開花します。
日当りと水はけがいいことが大切です。
・ハゴロモジャスミン 2ポット
日当りと水はけの良い所で管理します。
水切れに注意しましょう。
つぼみも花も開花後の香りも楽しめます。
・ロータス ブラックムーニー 2ポット
柔らかな葉先と茎の動き、個性的な花色が寄せ植えを引き立てます。
日当りを好み、過湿を嫌います。
排水の良い環境で育てましょう。
・スーパーアリッサム パープルナイト 2ポット
これまでのアリッサムとは違い、生育旺盛で耐寒性、耐暑性も優れています。
日当りを好みます。水切れに注意しましょう。
・ユーカリ グニー 3ポット
日当りと水はけの良い場所で管理します。
爽やかな香りは集中力を高め抗菌効果があります。
花粉症にも効果があると言われています。
■その他の材料
・鉢底石
・活力剤(水で薄めて使用します)
■作り方
STEP1
植え込むまで、活力剤を薄めた液に浸して準備します。
ポット苗を並べて配置を決めます。
ハンギングバスケットのビニールには鉢底穴があいています。
鉢底石を穴が隠れる程度入れ、培養土(土に肥料を適量混ぜたもの)を深さの半分程度入れます。
STEP2
寄せ植えの主役、オステオスペルマムは蕾と花がたくさんついています。
このような状態のポット苗は、根をあまり崩さないようにします。
余分な土を取り、根の先を軽く解します。
配置します。
STEP3
ユーカリとロータスの根を解して、オステオスペルマムの間に配置します。
STEP4
ディモルフォセカはオステオスペルマムと同様に蕾や花がたくさんついているので、軽く根を解して配置します。
ハゴロモジャスミンの根を軽く解して、配置します。
茎が長いので、アクセントになるように散らしましょう。
ネメシアの根を軽く解し、全体が丸いフォルムになるよう縁に配置します。
STEP5
スーパーアリッサムとお庭から掘り上げたテイカカズラ黄金カズラを、バランスを見ながら縁に配置します。
植物の間に培養土を入れます。
棒等で軽くつつきながら、培養土をなじませましょう。
真横など様々な角度からフォルムや色彩バランスを確認したら、完成です!
■ポイント
春の寄せ植えなので、花をたくさん使いました。
開花しているポット苗の根は、崩しすぎないよう注意しましょう。
今回、黄色と紫色の補色をメインにパステルカラーでまとめました。
初心者の方は同系色でにするとまとまります。
ハンギングバスケットに配置するときは植物の向きを放射状にすると、ふわっと広がった寄せ植えになります。
■コメント
目線より下に飾るハンギングバスケット。
上からの視線を意識した配色とフォルムで、注目されること間違いなしです!
春のそよ風が、春色のハンギングバスケットを優しく揺らします。
CHIRO
■ガーデンスタイリングスタッフより
今回はスタンド付きのハンギングバスケットを使った寄せ植えをご紹介いただきました。色とりどりの植物が春の訪れを感じさせてくれ、自然と心が弾みます♪新しい季節に向けて、寄せ植えに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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