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専門家寄せ植え|プランターで作る「CHIROの四季彩寄せ植え」

爽やか!レモンイエローの寄せ植え

CHIRO


梅雨の季節。
ジメジメしていて、心も身体も重い気がします。
洗濯物が乾きづらい・食中毒やカビの対策・・・家事の負担も多いですね。
この時期、我が家の食卓で活躍するのは『レモン』です。
家族の食欲アップや疲労回復にと多用しています。
そして、自分の時間が出来ると、レモンなど柑橘系アロマオイルを焚くことが多くあります。
爽やかな香りは、気分がスッキリします!

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そこで今回は、
そのレモンイエローの色を主役にした初夏の寄せ植えをご紹介したいと思います。


■今回使用したプランター

GARLANDプランター M

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見た目はセメントのようですが、ファイバークレイという素材で出来ています。
大きさ・重さ共に女性でも容易に扱いができます。
色は様々な場所でも馴染みやすいグレイッシュホワイト。
レモンイエローの寄せ植えと相性はとてもいいです!

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鉢底穴があり、水はけは良いと思います。


■使用植物

・斑入りグレコマ バリエガータ  3ポット

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日当りから半日陰まで生育します。
這性で繁殖力旺盛です。
乾燥に強く、春にはラベンダー色の小さな花が咲きます。


・リシマキア オーレア  3ポット

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日当りと水はけを好みます。
密生しすぎると蒸れで枯れてしまうので注意しましょう。

・カレックス オシメンシス エヴェレスト  1ポット

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白と緑のコントラストが鮮やかです。
暑さ寒さに強く、丈夫です。
日当りから半日陰で管理しましょう。


・ジャスミン フィオナサンライズ  3ポット

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5月〜8月に芳香性のある白花が咲きます。
日当りと水はけのいい、乾燥気味の環境を好みます。
半耐寒性常緑低木。


・スーパーランタナ ムーンホワイト  3ポット

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非常に分枝のいいランタナ。
花付きが良く、春から秋まで花が次々咲きます。
日当りのよい環境で管理します。


・ガイラルディア メサピーチ  1ポット

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日当りを好みます。
耐暑性が強く、夏でも良く咲きます。
コンパクトで花付きのよい品種です。


・スーパーランタナ サニーイエロー  3ポット

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非耐寒性多年草。
春から秋まで長く花が咲き続けます。
日当りと水はけを好みます。
水切れには注意しましょう。


■その他の材料

・鉢底ネット
・鉢底石
バイオゴールドの土 ストレスゼロ

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バイオゴールド クラッシック元肥

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・活力剤(水で薄めて使います)
・オルトラン(害虫予防)


■作り方

STEP1
ポット苗を並べて配置の確認をします。
植え込むまで、活力剤を薄めた液にポット苗ごと浸しておきましょう。

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STEP2
グレコマは幾つかに株分けします。

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STEP3
プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石を5センチ程度入れます。
土にオルトランと肥料を適量混ぜ(以下、培養土)プランターの5分の4程度の高さまで入れます。

ガイラルディアをポットから出して、土を軽く落とし、プランター中央に配置します。

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STEP4
ランタナ ムーンホワイトをガイラルディアの周りに配置します。

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プランターの縁から外側に傾けるように配置します。

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STEP5
ランタナ サニーイエローをランタナ ムーンホワイトの間に配置します。
こちらも、プランターの外に傾けるようにしましょう。


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STEP6
カレックスの根は下に向けて伸びていて、ポットの底で回っていることが多いです。
株元から側面の余分な土を落とし、底で回っている根はほどいてこのような状態にします。

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STEP7

カレックスをポット苗から出し、
余分な土を落として軽く根をほぐし、中央のガイラルディアの隣に配置します。

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STEP8
ジャスミンは根が細く、華奢なことがあります。
ポットから出す時には、優しく軽く土を落とすようにしましょう。
ランタナの株間に混ぜ込むような配置で入れます。

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STEP9

リシマキアをポットから出し、余分な土を落として、
プランターの縁に配置します。


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STEP10

株分けしたグレコマを、ピンセットを使って、
植物の隙間に差し込むように配置します。

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STEP11

培養土を、植物の株間に入れます。
棒でつつきながら行うと、根と根の間にも培養土が隙間無く入っていきます。

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完成です!!




■寄せ植えのポイント

プランターの模様は4面にあります。
寄せ植えも四方見として、意識した植え込みをしましょう。
梅雨の貴重な晴れ間、
お陽さまにまんべんなく向けることは、植物の生長には大切な作業となります。
以下の画像は、4方向から見た寄せ植えです。

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寄せ植えの完成形はこんもり。
中心のガイラルディアが草丈が高いのですが、
寄せ植えの完成形をイメージして、草丈を揃えると美しい形に仕上がります。


■コメント

レモンイエローの寄せ植えは、見る人に爽やかな印象を与えます。
夏の終わりまで長く楽しめる寄せ植えがひと鉢あると、
お庭の花が少なくなる夏、とても重宝します。
花色や葉色のチョイスも参考に、寄せ植えにチャレンジして見てください!

CHIRO

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■ガーデンスタイリングスタッフより

今回は、お花が映えるカラーリングのプランターを使った寄せ植えをご紹介いただきました。
梅雨の晴れ間が少ない時期でも、まるで太陽のような明るいレモンイエローの寄せ植えを見ると心が元気になりますね!
ジメジメと過ごしにくい季節は、植物から明るいパワーをもらって爽やかに過ごしてはいかがでしょうか♪


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CHIRO

寄せ植え作家。 寄せ植えの制作販売、寄せ植え講師、店舗装飾、コラム執筆、寄せ植え監修など『寄せ植え屋 CHIRO』として活動中。 ブログ『CHIROのお庭しごと』で寄せ植えやガーデンの情報を発信。 掲載誌『園芸ガイド』など。

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