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専門家寄せ植え|プランターで作る「CHIROの四季彩寄せ植え」

コンプレックスハーモニーでデザインする秋の寄せ植え

CHIRO


残暑が残る毎日ですが、
朝晩の虫の声は秋の趣を感じます。
暑かった夏がやっと終わろうとしています。

園芸店は、すでに秋の植物でいっぱい。
色鮮やかな秋の植物たちに、心が躍ります。
秋色は心を豊かにしてくれます。

今年の夏は、チョコミントが流行りましたね。
チョコミントは【コンプレックスハーモニー】という配色です。
私はこの配色が好きで、インテリアや服で多用しています。

今回は、この【コンプレックスハーモニー】の配色で秋の寄せ植えをご紹介しましょう!

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■今回使用したプランター


アートストーン プランター 32cm

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昨年11月の寄せ植えでも使用したプランターです。
色はナチュラルなライトブラウン。
軽量で扱いやすく、存在感のある大きさです。



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屋外で使用するので、排水の穴は開けます。


■使用植物

・栄養系サルビア サニーファン  2ポット

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寒さが苦手で、霜に当たると枯れるので一年草扱いです。
日当たりと水はけの良い場所で管理します。




・ロベリア パラシオンブルー  2ポット

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日当たりと風通しの良い場所を好みます。
根が華奢なので扱いは丁寧に。




・カリオプテリス グランブルー  2ポット

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耐暑性・耐寒性共に強く、丈夫です。
日当たりを好みます。



・ヘミグラフィス  1ポット

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葉と茎の色は他に類をみない美しさです。
耐陰性があるので、日向から半日陰でも耐えます。



・カラスバ ミセバヤ  2ポット

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耐寒性多年草。
日当たりと水はけの良い場所を好みます。



・ぺニセタム パープルファウンテングラス  1ポット

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半耐寒性多年草。
冬は室内で越冬します。
桃色の穂と茶色の葉のコントラストが美しいです。



・ユーパトリウム チョコレート  2ポット

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耐暑性・耐寒性の強い植物。
日当たりと水はけの良い場所で管理します。



・ミカニア テンダータ  1ポット

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蔓性。
フワフワした葉の色は濃紫でかっこいいです。
真夏の直射日光を避け、日の当たる場所で管理します。



■その他の材料

・「バイオゴールドの土 ストレスゼロ」

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・「バイオゴールド クラシック元肥」

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・「バイオゴールド バイタル活性液」

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・「鉢底石 なんかいも」

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■作り方

STEP1

ポット苗を並べて配置を決めてきます。
植え込むまで、「バイオゴールド バイタル活性液」を薄めた液にポット苗を浸しておきましょう。

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STEP2

「鉢底石 なんかいも」を3袋、プランターに入れます。

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STEP3

ミカニアとミセバヤをそれぞれ株分けします。

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STEP4

「バイオゴールドの土 ストレスゼロ」に「バイオゴールド クラッシック元肥」を適量混ぜたもの(以下、培養土)をプランターの縁から10センチ程度下まで入れます。

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STEP5

ぺニセタムは生育旺盛なので、寄せ植えで使用するときにはポット苗のまま植え込みます。
ポットの縁をハサミでカットして取り除きます。

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STEP6

ぺニセタムをプランター後方に配置します。

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STEP7

サルビアをポットから出し、根を軽くほぐしてから、時計で言う2時と8時の方向に配置します。
色の違いがあるときには、後方に色の濃いものを配置しましょう。

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STEP8

ユーパトリウムの根を軽くほぐし、プランター中央と10時の方向に配置します。

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STEP9

カリオプテリスの根を軽くほぐし、9時・4時の方向に配置します。
外側に少し傾けるようにしましょう。

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STEP10

根が細いロベリアはポットから出したら土を落とさず、根をほぐさずにプランター前方に
2ポット分の苗を一つにまとめて配置します。

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STEP11

株分けしたミセバヤを、プランターの縁から外に傾けて配置します。

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STEP12

ヘミグラフィスの根を軽くほぐし、プランター右前方に縁から垂れ下がるよう配置します。

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STEP13

株分けしたミカニアをバランスを見ながら、プランターの縁から垂れ下がるように配置します。
培養土を株間に入れます。
棒で軽く突きながら培養土を入れていくと良いでしょう。

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完成です!

■ポイント

今回の寄せ植えは【コンプレックスハーモニー】の配色がテーマ。
これは、黄色寄りの色を暗く、青紫色寄りの色を明るくする配色です。
(黄色は暗くなると茶色になりますね。)
この2色を中心に、寄せ植えの色彩をデザインしていきます。
同じ色を固めすぎないように配置には色のリズムが必要です。

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■コメント

秋色は赤や朱・茶色など、植物の紅葉のイメージが強いですが、
【コンプレックスハーモニー】で寒色を取り入れた寄せ植えにチャレンジしてください。
注目を浴びること、間違いなしです!

CHIRO

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■ガーデンスタイリングスタッフより

今回は、コンプレックスハーモニーという配色方法を用いた寄せ植えをご紹介いただきました。この配色法を上手く取り入れると、自然と人目を引くことができる魅力的なデザインに仕上がります。また、寒色は落ち着きのある色味でもありこれからのシーズンにピッタリですね!ポイントをしっかりおさえて、ぜひチャレンジしてみてください★


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CHIRO

寄せ植え作家。 寄せ植えの制作販売、寄せ植え講師、店舗装飾、コラム執筆、寄せ植え監修など『寄せ植え屋 CHIRO』として活動中。 ブログ『CHIROのお庭しごと』で寄せ植えやガーデンの情報を発信。 掲載誌『園芸ガイド』など。

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