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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

秋本番ですね!秋に美しい植物たち & 銀河庭園 中之条ガーデンズ・秋のイベント

吉谷桂子

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花の季節といえば、春!ですが、秋に咲く宿根草の花もたくさんあって、こんなに暑かった、異常とも言える夏を越すことが(サバイバル)できて、今咲いている花を見るのは、まさに元気の出る素晴らしい瞬間と言えるのではないでしょうか。「うんうん、よしよし! いいよ、いいよ!」とでも言いたいような。私のベランダでは オランダセダム。ハイロテレフィニウム。

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また、それは、それぞれの環境によってもかなり違いますから、例えば私の狭い庭にも、マイクロクライメートの違い(微妙な気候差・微気候差)があって、日当たりと風通しの良いベランダでは非常に見事に育つオランダセダムも、日当たりの悪い場所では、うまく育ちません。

Instagramなどに書いていますが、2010年に手に入れたこのセダムが、今年もこんなに元気、毎日眺めて喜んでおります。これだけでも嬉しくて。。。

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自宅のコンテナで、宿根草だけの寄せ植えをトライ中です。

それは、もう何年も前から試験していて、今年は、チェリーセージの仲間で。

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今週、月曜日10月14日は、北海道銀河庭園が閉園しました。この景色は永久に見ることができなくなる、その、メランコリアは引き続き、あまりにも、深いので、しばらくおいてから、ここのガーデンデザインの美しさを画像に残していきたいと思います。

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今月イギリスから届いたガーデンズイラストレーテッド。シュウメイギク特集です。まだちゃんと読んでいません。 イギリスでは、秋になると突然美しく開花する花の種類が少ない。と言う時代がありました。

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今はそうでもないけど。

そんな時期に、秀明菊ジャパニーズアネモネだけが華やかに庭に彩りを与えるので、この20数年はずっと注目していましたが、今は品種が増えたと思います。で、 その代表と言えるのがこのハドスン 'アヴァンダンス'です。

大好きだった故ノリ・ポープさんの作出した、ハドスペンガーデンを代表する宿根草。

私の庭では、駐車場の脇、車に挟まれながら毎年元気に咲いています。

ここは、おそらく車のタイヤの隙間あたりから風が通るから、きっと大丈夫なんでしょうね。なんにせよ、風通しは必要です。私たちの暮らしにも。

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それから、こちらは、3年前にディノスガーデニングでデザインをした

バスケット・・・。に、植えたガーデンマム。これも植えっぱなしで3年目の開花です。同じ品種がほしいのですが、付属のプランツタグには、「マム ピンク」とだけ。これじゃあ注文できません!

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この浅くて通気が良すぎるコンテナでサバイバル。そこそこに乾燥に強く、しかもあまり背が大きく伸びず、こんもりとまとまるところも色調も気に入っていますが、この晩秋には、株分けをして増やそうと思っています。

常に水分豊富というわけではないせいで、背が伸びないのかもしれませんが、 宿根草を終える時は、花の色や形だけでなく、茎の伸び方暴れない高くなりすぎない。理想した高さでちゃんと止まってくれるようなそんな部分も大切です。さてと、今は中之条ガーデンズに球根植えに来ています。すぐにこれから現場に行かなくては(続く)


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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