お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

永続性の高い、秋植え小球根 12月上旬までに!

吉谷桂子

DSC_2803.JPG

トリテレイア。

ずいぶん前(10年以上前)に、植えっぱなしで毎年咲いてくれる小型球根の仲間達の寄せ植え教室講座を開催したことがあります。この球根なら、コンテナ栽培でも、毎年咲いていましたが(6〜7年以上は...)

スイセン、アネモネ・ブランダ(水捌け必須)、イフェイオン、そして、この写真にあるトリテレイア。

ながらく毎年咲いていましたが.....。

今年の春は見なかったから、ついにイフェイオン様に負けたかも。

花色は白のほかブルー。それで、そのコンテナ、いまも私のところにあって、いまでは、イフェイオンだらけになってしまって、隙間からアネモネの葉っぱが少し。やはり弱肉強食。 そして、こぼれ種のバーベナボナリエンシスも潜り込んで、演出も盛大に。

一昨年代々木公園に植えたトリテレイア(写真↑今年の5月)

咲き方がアガパンサスに似ているので、そんな呼び方をしているひとも...

IMG_4668.jpeg

トリテレイアの球根。直径18mm程度なので、 水はけ、日当たりが良ければ、

狭い場所に植えてもよく咲きます。

さて、東京はじめ温暖地は紅葉も遅れがちでしたが、いよいよ寒くなりつつあります。

年内、温暖地は、球根植栽。間にあうと思います。 たまに今の時期、園芸店で売れ残り球根セールをしていますが

痩せて干からびたような球根は避けて、よさげな小球根、見つけたら、ぜひ!


■おすすめ特集

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

Archives