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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

日除けは絶対 オーニングはできる限り使いましょう!日陰は、少しましな気温です

吉谷桂子

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植物の生育のため、日当たり、風通し、水捌けの良い環境を用意することは、ガーデニングの基本です。

しかし!この夏の太陽の紫外線の辛辣なこと。人間も植物も、なるべく紫外線を避けるべく

日陰を作らねば!!!本当は木陰のShade が一番ですが、そのかわりにはオーニング!

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↑これは、フラワーメドウの種まきから数ヶ月一旦これまで咲いていたコスモスを刈りとりまして

この夏の暑さから、株たちを休ませようとベランダにいたのですが、朝の時点で日向にいたため

ぐったり。

慌ててオーニングの下に移動させ、水やりしました。そして、この後3時間後には、しゃん!と戻った。

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このように高い場所に設置するのは、早朝か夕方の太陽が弱い瞬間にしかできません。

そして、私は先日脚立にのって....結構なおおごとでした。というか落ちたら絶対に大怪我ですから。

とても慎重に、高いところにつけてあるフックに、オーニングをつけました。

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そして、低い位置で、付属のヒモを下に垂らして、脚立 に乗らなくても取り外しが出来るように、

ロープを大型の洗濯ばさみで止めています。このクリップは、もう少し堅牢なタイプをDIYショップで見つけたい。

雨が降ったり、風の強い日や台風の予告があれば、ヒモを枠から外して緩めたオーニングは窓側に垂らしておきます。

そうすれば、植物には雨も上がるし、窓ガラスには、外付けカーテンの役目。

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つけたとたん!当たり前ですが、できた日陰が涼しい!昨日、今日は風も時折吹いていたので楽になりました。

家の中もこの真南のベランダに 面しているリビングルームは、太陽光線がまともに当たってものすごく暑いのですが、

家族が昨日になって「なんか涼しい感じがする」と言っていたので、やはり大きな効果があったと思います。

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冬は日向の気持ちよさ。特に植物にとっては、春の太陽は大切になりますが、この夏は....

紫外線によるダメージは、 私たちのお肌だけではありません。

植物の葉っぱの痛み方をよく見てみるとわかります。

私が大切にしているアガパンサスも割とひどいことになりつつあり、

これはもう一旦太陽光線からは守ると言う方向に持っていくことにしました。

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しかし、木漏れ日とか。 直射日光ではない空間の明るさで良いものですよね。

それは、電球の光も同じ

この写真は冬に銀座エルメスのル・フォーラムで展示されていた 

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ダイアローグ1 「新たな生」崔在銀展  Dialogue 1 "La Vita Nuova" Jaeeun Choi

崔在銀さんの作品のこうした光の効果の見え方にうっとりしていました。崔さんも、私もも65歳をすぎていますが

20代の頃に似たようなフィールドにいたので、テニス・トーナメントでもご一緒したことがあり

若き日の面影が蘇った。淡く憧れの方でした。

で、そんな思いとは別に、このブリザ。...にうっとり、グラス好きには堪らない風情です。

きつい紫外線にも耐えて。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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