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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

災害級の猛暑 夏の植物とわたしたち 日向の植物 日陰の植物

吉谷桂子

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数年前に主婦の友社 園芸ガイドの記事で夏の寄せ植えの提案で6月上旬に作った寄せ植えです。

夏は植木鉢の植物を日向で管理するのはハードルが高すぎます。

毎日水やりの必要な園芸。それはサステナブルとは言えないように思います。たとえ雨水の再利用でも。

乾燥に強い品種か、夏は日陰で機嫌の良いホスタやアジサイ、脇役もそれに準じた夏の植物が維持管理も楽なのでお勧めです。が、撮影用となると、写真映えを考えて要素多めに盛り込む寄せ植え。

私、徐々に昨今は...、個人的には苦手というか。シンプルイズ ベスト できれば

単植 あるいは2種類までのコンテナ栽培が良いと思うようになりました。

というわけで、今春「はままつフラワーパーク」で寄せ植え教室の依頼があったときは、

新たな提案として「夏に強い植物、通気性の良い植木鉢で寄せ植えの提案」。

そこでは我が家で3年以上は植えっぱなしで長い間目を楽しませてくれている

アガパンサスとセラトスティグマの寄せ植え(教室では、さらにバーベナリギダ ベノーサを入れました、いずれも丈夫でよく花咲く宿根草)写真↓はセラトスティグマ 夏はこのブルーが気持ち良いんです。

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今頃、みまさまのところでは、このアガパンサス `ポッピンパープル`&セラトスティグマたち

どんなふうに育っているでしょうか?

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さて、今朝の私のベランダ、南向きでここ日中は40度以上になります。(ワオ!!)

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これは車の温度計!命の危険すら感じます。

ここ数日、昨日も地方出張でこのところ、あまりしっかりと水やりもしていなかったので、ぐったりしているようにみえましたが、開花から、もうすでに3週間も経過しているので、これは想定範囲

朝のうちに活力剤VRを薄めに葉面散布して。と、しかし、そのようなことをしなくても

生き延びる クライメイト・サバイバル・プランツ。これからも注目です。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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