あの派手派手なピンクの花桃がまだ、はっきりとしないですよね。後少しですね。
花桃色のストールをして行ったのでしたが、まだちょっと。
でしたね。きっと、今週末は空の青が見えないほど。
ピンクかも。
この写真は、5年前、まだ、吉谷博光による全体のグラウンド・デザインができていなくて、
私が作ったスパイラルガーデンだけが出来上がっていたとき。
ガーデンズの東側も、まだ昔のJA時代の構造に、植栽だけ私が設計しただけの。その後、
今の私は、ハイ・インプットな一年草のパンジーやチューリップだけの植栽がいやになってしまい、今のように、
なるべくロウ・インプットでの宿根草を中心とした植栽を設計するようになっていきました。
球根類も翌年の開花が植えっぱなしで見込めるスイセンやチューリップでも、原種や、丈夫で翌年も開花する品種など。
なので以前は好きじゃなかった原種系の原色チューリップが愛おしくなって。
きっと天山山脈やデカン高原のようなところでも、咲いたかもしれない原種。
ところが、やってみないとわからない球根もまだ多々。このフリチラリア・ペルシカは、イギリスやオランダでは
うまく咲くのに、開花成功率が30%以下と難しい。
球根のことでいつも相談するエグチナーサリーさんに聞いたら、球根の花は、球根の養分ではなく
春に伸びてくる根っこの状態によって花芽をつけるから、そこで乾いたり十分に根を伸ばせないと花が咲かない。
やっぱり、狭いところにたくさん植えたり、日本の1、2月は乾燥がちなので、それがダメなのか。
本当に難しいですね。
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