お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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好きなもの、コトが多いほど、生きる喜びは広がると思います。興味の範囲が広がって、それこそ、好奇心が尽きないほど、心年齢を若く保てる。とも。

ただ、コロナ禍になって2年、やりたいコト、行きたい場所。

選択肢も、イギリスほかのヨーロッパ、あるいは、台湾ほかのアジアの国々から、可能性が遠ざかってしまった気がします。

でも、とても楽しかった冬の台湾藝術旅行ツアーから、もうすぐ丸4年(もう、そんなに経っちゃったの!?)。

近日中に振り返りルポなどしてみたいと思っていますが、今思うと夢のような時間と場所。

あの頃は、個人的にもすぐさま再訪するつもりでしたが、本当にここしばらく無理だと思われます。

だから身近の楽しみ!和の世界探求。昔は見向きもしなかった和菓子に夢中です。

制限されることも多々ありましたから、限られた範囲のチョイスということもあります。

しかし、それが幸いしてか、私の和熱。

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今もっとも好きな。といっても数種類あって絞れませんが。京都菓子司 末富の両判。

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両判は良晩、春は一刻値千金の意にも通じ、麩焼きせんべいに淡い甘辛味の黒砂糖蜜がうすーく引いてある繊細なお菓子です。日本茶にもコーヒーにもあいますが、私は、柳桜園茶舗のかりがねほうじ茶でいただくのが好きです。

こんど、京都に行ったらまたいろいろ買ってみたい。ネットでも買えますけれども。

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同じ末富の野菜煎餅は、香り良い木の芽、そして蓮根、牛蒡が美しく一枚づつ手作業であしらわれた、大人のたまご煎餅。

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午後3時のお茶を日本間のある部屋まで持って行ってここで過ごすのも、家の中の異次元旅行。

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薄茶、お月様を描くように。って、抹茶は茶の成分のすべてをいただけるので実に健康に良いのです。と、炭屋のご主人に伺ったごく基本的なこと。まさにそうだと。今日は、一保堂 蓬莱の昔。

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我が家の和室も、ただいま、リバイバルヒット。まだ花を活けてませんが。

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さて、若干。我ながら、あまり深入りしてはまずいと思っているこの世界。

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母の残してくれた着物。おそらくこの大島紬も、仕立てから50年ほどは経過しているので、このあと洗い張りと仕立て直しへ。

この秋には、着物でお出かけが叶うでしょうか。.......でも、ちょっと、大変なことになってきたゾ。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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