６月になってようやくバラの開花が始まる地域。東北、北関東の少し標高の高いエリアなど。

箱根星の王子さまミュージアムもバラの便りが届きました。写真はデルバールの

ラ・ドルチェビータ。

こういうカップ咲きのバラが好きですが、ドルチェビータの花色が、ミュージアムのプロヴァンス風アプリコット色の壁にマッチしてロマンチックですね。こんな色調ならオフホワイトのシャツを着てここで写真を撮ったらすてきに映りそう。

ミュージアムはなるべくオーガニックにバラを栽培する方法を選んでいます。なので、今年の春にローズガーデンの植栽替えをした際は、とにかく丈夫なバラを選びました。ミュージアムを作った１３年前とはまたその環境が随分変わっていますから。

[オドールダムール。ハイブリットティローズ。まだ株が成熟していないので。みっちりではないですが、今後が楽しみです。やはりコルデス社。オドール＝香り、ダムール＝愛の。愛の香りか。強香とありましたから楽しみです。]

さて、およそみなさまがご存知の超有名なバラのプリンス、プリンセス、キング＆クィーンに聞いて回りまってきた厚顔の吉谷ですが、少しづつ、みなさま、ノミネートの名前が違います。それはそうです。バラは、何万種もあるのですから、

先日も、某大手バラ配給種苗会社のトップ・プロフェッショナルに伺ったところ、これが一番丈夫といえる品種で
すぐに思い当たるのは、下記になりますとお返事をいただき。

１）メルヘンツァウバー（薬剤散布は薬害がでるので控えめに。あ、しかし、ウチは、薬剤散布しないことが前提なので！そして、やっぱり、ドイツのコルデス社のものが強いとK氏もいつかおっしゃってたな。さすがナチュラリスティックガーデニング先進国のドイツだけある。耐寒性もあるとのことで箱根に向いてそう！ほかに

２）ウエディングベルズ
３）ラリッサバルコニア（コンパクト）
４）ビバリー
５）ソレロ
６）ジークフリート

その後、その品種が植栽タイミングに都合よく手に入ったわけでもないので、

また探して、アドバイスをいただき、３月植栽のために１２月には予約を入れ、ようやく今年、星の王子さまミュージアムに新たに入ったのが

１３年前の植栽工事の時に植えたアンジェラとバレリーナは相変わらず元気です。手前はアスチルベ。

６月は梅雨。なのに、若干寒冷地の箱根や中之条ガーデンズは、宿根草やバラが一番良い時期。

皮肉な事です。今週は明日から、一昨日からクランクインしている映画のロケのセット（ほとんどは泉緑化さんにお任せですが）ローズガーデンのシーンのセットのみ、作り込みの確認に福島へ。

その後すぐ中之条ガーデンズですが、雨の合間を縫っていくので日程が流動的です。

当初１０日、１１日と言ってましたが、その前後にブレる可能性大です。

吉谷に合わせようとしないでくださいませ。

実は、本日金曜日も、雨で作業中止、２日ほど作業日程が、動きました。

バラ咲く星の王子さまミュージアムは次回、６月１４日か、１５日。

天候の良いほうで公開ガーデンワークが決まります。銀河庭園のブルーフラワーフェスティバルも緊急事態宣言の影響ではっきりしたことが言えませんが、予定では６月２４日２５日２６日です。

来年２０２２年６月は、恵庭市で都市緑化祭があるので、来年はぜひに！