例年よりも早く桜が咲いて、ソワソワと心落ち着かない日々ですが、ステイホームの基本は変わらぬ状況です。むしろ、これからが要注意と思うべきでしょう。でも、昨日は桜満開で満月。外にでて、空を仰ぐことは欠かせませんね。
去年の12月に決めていたこと。最新の注意で京都に来ました。これまでに実は何度か緊急事態宣言でこの京都行きをキャンセルをしていたのですが。
私はこの時期、どこでどのような植物が、どんな風にその美しさを表すのか。見ておくのも大事な仕事です。その季節は一度しかなく、逃せば来年。去年はかなり抑えましたが、今は考えられる対策を(小型空気清浄機を首から下げる日常)
きれいだなあと思うと同時に、その理由。環境や配置を考える。それをデザインに生かす。それと同じようにしたいとは思いませんが、逆にもっとよくするにはどうすれば。の具体的なお手本も。空間の使い方、色、形。植物の生長の度合いや日当たり具合は自分で育てる以外に見ること。
とはいえ、あちらこちらを移動するのは、そう簡単ではなく、車で移動か、公共交通期間の場合は時間の余裕を作り、朝夕の混雑する時間は避けて空いた時間で。ホテルは空間にゆとりがあって、食事は、なるべく過疎の場所か部屋で。
近所近隣の散歩を兼ねた咲き方育ち方を見るのははもちろん、自分がデザインした庭は、植えるだけでなく、咲いた時は見ておきたく、今の時期は、その結果チェックで動いています。それから他の人がデザインした世界も。今回はグッドネイチャーホテル。木素材はやはり気持ちいいですね。
ベランダで過ごす時間
オーガニック・ワイン、イタリア、バローロの畑からきたNEH! 2200円でお手頃おいしい。チーズピンチョス、サラミパテとプラリネナッツ。お一人様にちょうどいい!
一階にオーガニックのデリがあるので、そこで買ってきたものがここで気持ちよく食べられる。
引き続き夕方のベランダワインにホモスのオーガニックサラダ、真っ黒なイカスミ食パンのサンドイッチも美味しかったです。
2時過ぎに京都に着いて。晴れていましたが、少し人が多いように感じたので夕暮れまでは部屋で過ごし。おもむろに行動開始は人気の閑散を狙って。
普段なら行かないであろう観光名所。中学生以来だ。夕方6時からならきっと混んでいない。タクシーの運転手さんに混み具合を聞いて。「そらもう空いてますやろ。混んでるゆうても今までの半分以下や。私らも、京都が満開の桜やのにヒマやもん」
黄砂で空が薄く黄色く霞んでいました。
ベタに美しい。こういう感じ。みんなが喜ぶイメージを再確認する。
なんでビーム、いれたのかな。と、訝しげに思ってましたら、近くにいた若いカップル。「なんや、ゴジラがでてきそうやな」同感。
それにしても、やはりすごいな。この建築とランドスケープ。
ただし人の多い場所は多かった。舞台の上だけは、でも、ここから京都市内を見おろすよりも、この建築を眺めるほうがはるかにここだけの眺めが美しい。しかも人がいないので好きなアングルを探せる。
すごいなあ。工学上も思い切った建築ではないでしょうか。でも、建築や景色を見せるためにあの黄色くライトアップされたおそらくモミジ?樹形の剪定が不自然です。見通しのために、上だけ切ればよいと思うのは、間違いだと思う。ある時突然言われてそうなったのか。
でも、やはり。見ながら思わず拍手です。周りに人がいなかったので。全部が桜より、紅葉の新緑や他の常緑の混ざり具合など、よくできている。
お土産やさんも閑散としていた。七味唐辛子をお土産に買う。
誰一人にも出会わなかったこの観光名所も。細い石畳を曲がって曲がってどこまでも誰一人にも会わない。考えて動いてはみるものの、ここまでとは。
高台寺も夜の参観公開中です。清水寺からずっと歩いて、また山を登って。もっときつい階段を登って登って。
ここでは、不満たらたらのヨシヤ。方丈庭。プロジェクションマッピングは、好きじゃない。建物などに移すのはいいけど、植物に無闇に画像が映るのは?
せっかくの枝垂れ桜がもったいないし真ん中の紅葉?うーん。どうなのか。
でもほかには美しいエリアいろいろ。新緑の竹林。美しい。昼間も見てみたい。
ねねの道。ゴミが落ちていなくて美しい。
高台寺のお茶処。ひとりでおうすをいただきました。生菓子とセットで五百円。
最新の注意で明日は桂離宮へ。
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