東京で緊急事態宣言がでるそれより以前から、ずっと篭り生活が続いていました。

年末はとにかく人が多い場所は怖かったですね。年末の雰囲気に危険を感じていました。

近所にあるのですが、大型のショッピングセンターも行きたくなかったです。

近くの八百屋さんやお豆腐屋さん肉屋さんの存在が嬉しいのですが、最近軒並み、なくなってしまった。

ので、ちょっとマイナー系のスーパーに行くこと増えました。

しかし、緊急宣言が出る前に美術館、一箇所だけでも行っておきたいと、それが発令される前の６日水曜日。

10日ぶりに外出、（とはいえ、どこへも寄らず、元旦恒例の墓参初詣には行ったのですが）都心へ。

外国を旅するみたいな異次元な大きさの場所。人がきっといない「疎の場所」となれば、あそこがいい！

もしかしたら、美術館なども閉鎖されるかも。と、少し思ってました。でも、今回はそうはならなかったようですね。

ガーデンとか美術館、広い場所。静かに鑑賞できる場所は開いていてくださる限りは....

ずうっと以前の予定では、この週は京都、桂離宮と修学院離宮の予約がとれていましたが、

もちろんこの正月の京都行きは、ずっと以前にキャンセル。写真は東京国立博物館から見える庭。茶室かしら？

いや！やっぱり今のうちに行っておこうよと、東京国立博物館行きは息子のリクエスト。

車で家を出て小一時間、上野公園地下の駐車場に車を入れ、階段登って地上にでれば広い公園。まさにひと気のない世界でした。

国立博物館、今は入場制限があり、ネットからの事前予約が必須です。でも、そのほうが安心。

東京国立博物館、トーハクが今年の美術初詣館。

京都に行けばだいたい何度も尋ねる京都国立博物館キョーハクに対し、灯台下暗し？

実は東京は長らく行っていなかったのです。驚きの、ひとけない長谷川等伯先生の松林図屏風独占鑑賞。

さらに

若冲先生はこの頃は人気が高すぎて、その展覧会が混むので敬遠していましたが、こちらも、遠くから全体を見たり、できる限り近ずいたりと自由自在。

聖徳太子様も

美しいくつろぎの、異なる空間も独占。遠くまで来たような旅の気分です。

うわ！かっこいい。ハンス・J・ウェグナーのデザインした椅子。スリーレッグド・シェルチェアです。

これで壁に、似合う絵がかかっていたら 最高ですが。

６世紀の埴輪も、完全な吸収ができました。

密になる場所はもともと嫌いなので、去年に始まったことではなく、いつ、どこの時間の何曜日がもっとも空いているのか

経験と勘を生かして行動予定を決めるものの、年末は怖くてどこも行きたくなかったです。しかし。なにか。息苦しいくもなっており。

得難い経験、正月早々にできたことと。去年の正月も同じ日に行った上野の鰻屋。

お正月はしばらく混んでいるので、ランチとはいえ電話で混み方を確認。「ガッラガラです！お客様一組のみ」のお返事。

龜屋 一睡亭 は我が家定番の鰻屋さん。実に10日ぶりの外食でおそらく今月はもうこれが最初で最後のはず。

あとは日々家暮らし。

何をしていたかといえば、来年の植栽計画を含め、デザインの仕事と雑誌連載の原稿書きなど、

来週開催のオンライン・サロンの準備他。球根の花に思いを馳せて。

そして、少しでも猶予あれば大掃除、終わりのない断続的な断捨離ブームが続いています。生きている限りこれは続くでしょう。

でも、お楽しみの手芸もバッチリ！実は長らくカーテンのなかった部屋にカーテンをつけたり（１０数年の間！焦）

植物のこと、去年、感動を与えてくれたナンバーワンは、

エキナセア テネシエンシス ロッキートップハイブリッド、去年の中之条ガーデンズですっごく美しかった！

エキナセア の丈夫さでは、エキナセア・マグナススーペリアが、シードヘッドに至るまで、存在感素晴らしかったですが。

家での食事でもっとも喜び多いものとしては、チーズの存在でした。ヴォーフォールにコンテ。

エポワスにシェーブルいろいろ、夜の時間に暖炉で心のウォームアップ。

おいしく焼き芋も作れました。塚本こなみさんのこなみ農園からやってきた紅あずま。ねっとりとした感触甘くてパワフルです。

夫が仕事で浅草橋に行く都度買ってきてもらったのは、ペリカンのパン。

去年の秋にこの近くに住む方がお土産でくださったのがやみつきに。

今は、コロナ禍の影響で人が並んでいないのと予約しなくても買えるとか。

移動制限も、まだまだあるでしょうけれども、まさに、経験と勘を生かして、人との距離を取りながら自分の内の楽しみ、気持ちを明るく楽しく。はうまく探って。もちろん、庭仕事は寒いけれども、私は楽しいです！

もっとも空いている時間を確認は、最近だとグーグルなどでも探れるので、閉じ込めてしまうのも心と体に完璧に良いというわけではないと思うので、Stay Home は基本ながら、Stay Positive 安全なドライブ感覚は若干繊細にセンシティブにポジティブに。

と、思います。