お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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Tuingoed Foltz(タンフードフォルツ)タンフードはガーデニングという意味だそうで

Andries Bierling(アンドリー・ビアリングさん) とBob Foltz (ボブ・フォルツさん)の

運営するナーセリーを訪ねました。

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私たちを待っていたのは、ちょっとすてきにアレンジされた入れたての美味しいコーヒーと紅茶、

そしてオランダのお菓子。庭のりんごがアレンジされて、とてもウエルカムに!

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Tuingoed Foltzは、サルビアとエキナセアのオランダ植物コレクションキーパーで

『Gardens Illustrated 2018 年5 月号』のエピメディウム(イカリソウ)の特集記事でも

取り上げられた、宿根草ファンには欠かせないナーサリーです。

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また、ショップにはブロカントの雑貨もあって、そのせいか庭も含め、全体に

アンティークのシャビーシックなトーンが流れています。

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フォルツさんの案内で圃場だけでなく、デザインされた庭を見学。⬆︎エキナセア'グリーンジュエル'

どうして、サルビアとエキナセアなのですか?と聞きましたら、

エキナセアの園芸品種の多彩さが魅力的なのと、サルビアの限りない品種に魅了されるとのこと。

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やはり、この夏は大変な暑さと日照りで大変だったと伺いましたが、このポジティブパワーで

庭がとってもチャーミングでした。

日本でもおなじみのバーベナボナリエンシスやガウラも繁茂。

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赤紫色のアスクレピアスを発見。咲くと白っぽくなる。 Asclepias incarnata

アスクレピアス・インカルナータだろうか。やはり、丈夫な品種が目立ちます。

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Salvia nemorosa 'schwellenburg'

サルビア ネモローサも、比較的に丈夫な品種、このシュベレンブルグ。いい紫色で気をひいた。

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スティパやメリッサなど、自然な秋の風情が、私の好きな景色。でも、倒れている植物が

多かった。地面がかなり濡れてた。きっと、水をもらいすぎかも。これだけ倒れているのは。

散水器も実は目立っていましたので。

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Echinacae 'Hot summer' この蕾の形も好きです。

温暖地の夏には難しいかもしれないけれども、惹かれます。この、かっちりとした形と

グラス植物のコントラストが良いのですよね。

これから、温暖化の現象は、ますます厳しくなりそうなので、

耐暑性の高い植物を探しています。と、フォルツさんに話したのでしたが、

やっぱり、それも、地面の排水性の問題もあり、気温や湿度、風通し、あらゆる

条件のなかでうまくいく植物の探求は、やっぱり、一概にはいえなくて。

とりあえず、話が戻ってしまうのですが、私は、日本でそれらをうまく育てるために

「ストレスフリーの土」を使うことで、しっかりと根を張らせて、地温(奥深く根を張る)

と土の団粒構造を維持して、土の通気のコントロールはできるので

どうしても、育てたい植物があれば、基本的に土を整えるところから。

......と、やっぱり、持論に戻ってしまいます。でも、土を整えるのも、一種、日本における

新・宿根草主義の実現になるように思います。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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