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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

イギリスに来ると必ず買っておきたいもの PMD 筆頭

吉谷桂子

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日常的に愛用していたものや、なかなか日本で買えないもの。ないと困るもの。

そんなレベルの必需品。筆頭は、このヨークシャーティであり、家で飲むのは、この味でないとだめ。

というほどの紅茶ですが。高いものではありません。

このヨークシャーTの出所であるヨークシャー地方はお水が軟水で、私の思うにこの水と紅茶の相性が良い。と、思う。

逆に言うと、ロンドンの水は硬質でロンドンウォーターと言われるレベルのものだと

フォートナムメースンやその他有名で高級な紅茶も、ロンドンの水で入れるとおいしいのですが、

私はどうも日本の水で入れてもぴんとこなくて。同じ理由でどんな素晴らしい緑茶でも、

ロンドンウォーターで飲むのはあまりおいしいと思えません。

ただしウーロン茶とかチャイナティーは違和感なし。日本茶には実はうるさい日本人かもしれません。

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今回の旅行で絶対に、今のうちに忘れないうちに買っておかなきゃと気合を入れていたのが、この蚊よけスプレーです。

約10ポンド、二千円強。

去年のツアーの終わり頃、朝のBBCのニュース番組で、蚊よけの効能についてのドキュメンタリーを見たのでした。

そして驚くのが、私が住んでいた1990年代は、夏の夜にずっと庭にいても蚊に食われることなど

1度もありませんでしたが、数年前からロンドンに行って、夕方に蚊に食われるようになりました。

かゆい! 私は蚊に食われやすい達なので、先日ウィッチフォードポタリーの庭にいた時も、夕方の6時ごろからいくつか蚊に食われたのです。いよいよこっちにもやぶ蚊がいるのかと驚きました。結構涼しいのに

科学的に証明されている蚊への予防効果のある: DEET、IR3535、ピカリジン(イカリジンとしても知られる)は人間が作り出したものだが、PMDは天然のもので(レモンユーカリの木のオイルに含まれ、忌避剤として働くように特別に高濃度に配合されている)
いずれの蚊よけ材も「日焼け止めクリームのように」肌の露出部に塗布する限り、効果が証明されるはずだと番組は紹介されていた。
日本でもよく知られている、大体の市販の蚊よけスプレーは、DEET。
これは1940年代に米軍によって開発されたものだという。 プラスチックを溶かす可能性があり、殺虫剤のDDTと混同されることもあるため、そのPRには役立たないが、DEET も「正しい方法でラベルに記載されている通りに使えば、まったく安全だ」とのこと。
そして、自然派ガーデナーが愛するシトロネラも番組で紹介されていたが、上記のものに比べると若干効能が弱く、蚊に食われるという実験結果。
というわけで、PMD の蚊よけ!旅行中に見つけたら買ってみてね

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ホワイトニングの歯磨きは、これが好きだという以外になんとも言えないのですがコルゲートの最強シリーズ(約10ポンド強 2000円➕)

1週間続けたら、なんと。歯が白くなっていきました。私が好きな赤ワインやコーヒー紅茶はどうしても歯の色を濁らせますから。

これそのままを見せるすることができないのですが、歯を磨いているときは口の中が真っ青になります。

そしてその口を拭いたタオルも青く...

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昔からの習慣で、リバティには行ってしまう。

好きなテキスタイルを見つけるし、たまに洋服も買う。しかし、一番のお目当てはリバティの手芸売り場

今回も可愛いのを見つけてしまいました!

さて!まだ時差ぼけ治らず、朝からずっと朦朧とする午後です。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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