お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

専門家「風景」をつくるガーデニング術

映像で見る、「京北・香りの里/六ヶ畔・花簾庭」2020

居場英則

これまでに僕がデザインした「京北・香りの里/六ヶ畔・花簾庭」の2020年春のバラシーズン最盛期の様子を

ご紹介させていただきました。

実はもうひとつ、皆様にお見せしたいコンテンツがあるのです。

京北バラ園ロゴマーク.jpg

6月上旬。バラ園に僕の旧知の友人が訪れてくれました。彼の名は小中村政一さん。

FIFAの公認カメラマンである彼は、サッカーワールドカップ、オリンピックなど、世界をフィールドに活躍する、

スポーツフォトグラファーです。

2019年には、MLB全米メジャーリーグ・オフィシャルカメラマンとして、イチロー選手の最後の試合の撮影を

行った経歴の持ち主です。

是非一度、バラ園を上空よりドローンで撮影してほしいという僕のラブコールに応え、

忙しいスケジュールの合間を縫い、京北まで足を運んでくれました。

梅雨の晴れ間、ドローンや4Kカメラを使って撮影していただいたものを、

共に訪れた若手映像クリエーターの岸本純さんが、僕のデザインコンセプトと映像がリンクするような、

一本のムービーに仕上げてくれました。

普段見る事の出来ないアングルでのドローン撮影。

僕がこのバラ園をデザインするにあたり、インスピレーションの源となった、近くを流れる清流・桂川や、

上空から見下ろした里山の美しい風景を織り交ぜ、鳥が空から眺め、蝶が花間を飛び回るような視点の

映像作品となっています。

里山の風景に溶け込む、和の趣きのバラ園、そんなデザインコンセプトを頭の片隅において是非一度ご覧下さい。

トップシーズン、満開のバラが咲き乱れる花簾庭に、思いを馳せていただけると幸いです。

(※ 著作権の関係上、無断での複製、シェア等はご遠慮ください。)


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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