2023.3.10 / YouTube「植物遊戯7チャンネル」ガーデニング術自宅ガーデン
前回にご紹介した、前庭のオリーブの木の剪定作業に続き、今回は、我が家の前庭、シンボルツリーの
剪定作業の様子をご覧いただこうと思います。
オリーブの木の剪定と同様、毎年この時期に行っているルーティーンの作業になります。
我が家の前庭には、シンボルツリーの株立ちのエゴの木の他、玄関アプローチにヤマモミジ、
建物際に、アオダモという3本の高木があり、中庭にもコハウチワカエデ、坪庭にもヤマモミジが2本あり、
これらの高木を、毎年自分で剪定しています。
どれも10年前のガーデンリフォームの際に植えたものですが、10年経って、どれもかなり大きくなり、
樹勢も良く、地上部だけでなくなく、地下部の根の張りも勢いがあって、
他の植物が負けてしまうという状態になってきています。
そんなこともあり、この時期に樹勢を削ぐためにも、枝を切って、葉の数を減らすようにしています。
鉢植えのつるバラの懸崖仕立ての様子は、上記YouTube動画でもご覧いただけますが、
ざっと静止画(写真)を使って、概略を以下にご紹介しておきます。
12尺(3.6m)の高い脚立を使って、前庭のシンボルツリーのエゴの木の剪定を始めます。
枝先の方は、かなり細かい枝が噴出していて、これらの小枝をどんどん切って行きます。
ただ、この背の高い脚立を使っても、一番先端までは届かないのです。
それで、今年はディノスさんの取り扱い商品の中から、『楽に切れる!すご腕プッシュカット』という
高枝切りハサミを使わせていただけることになりました。
こちらが、その『楽に切れる!すご腕プッシュカット』。
17段階で長さが調節でき、最大で3mまで伸ばせるので、高い枝先にも十分届きそうです。
この『楽に切れる!すご腕プッシュカット』の最大の特徴が、こちらの特許を取得している新機構、
てこの原理を使った握りの部分です。
柄の部分を折り曲げるようにして、太い枝(直径2センチ程度の枝)もスパッとカットすることが出来るようです。
伸びる部分は、上下に2本のアルミ製の棒の部分に合計17個の穴が開いており、
細かく長さを調整できるようになっています。
自分の好みの長さに調整して(僕の場合は、マックスの長さで)使うことができます。
こちらが、先端の刃の部分。
パワーアンビル刃という、包丁とまな板の原理で、挟んだ枝を押し切るように切る機構になっています。
早速、シンボルツリーのエゴの木で実践してみます。
長さ3mありますので、地上からでも、かなり高い部分まで届きます。
高い脚立を掛けにくい、木の中心部などの剪定には、この高枝切りハサミは重宝します。
木の先端部分の、細かい枝の込み入った部分に差し込むようにして使います。
アルミ製で、軽いので使いやすいです。
こんな感じで、先端の刃の部分が、枝をしっかりと掴んで、カットしてくれます。
こちらは、玄関アプローチの樹高5mはある、ヤマモミジです。
隣地境界側に張り出すように伸びているため、脚立が掛けにくく、高枝切りハサミが有効です。
結構、太い枝(直径2センチ程度)の枝も難なく切れてしまいます。
だいぶ枝先もスッキリしてきました。
高枝切りハサミの弱点は、スピード感かな。
一回一回、切る枝を見定めて、切って行くので、少々時間が掛かります。
脚立の登って作業できる範囲は、普通の剪定ばさみでどんどん切り詰め、脚立に登っても届かない場所を
高枝切りバサミを使って切るという、使い分けをすれば、作業の効率化をはかれます。
前庭の高木の剪定が終われば、中庭、そして坪庭の高木と、まだまだ冬の庭作業は続きます。
■おすすめ特集