2016.10.21 / 寄せ植え
気がつけばすっかり秋が深まっています。
秋は大好きな季節!ワクワクします!!!
10月になると、どこもかしこもハロウィン一色ですね。
子どもたちだけが楽しむのはもったいない。
寄せ植えでハロウィンの演出をして楽しみましょう!!
■今回使用したプランター
おにぎりオウルプランター
今回は愛嬌たっぷりのフクロウがついたプランターです。
私にはフクロウの表情が困っているように見えたので、そこからハロウィンと繋げてデザインを決めていきました。
さび加工の色はお庭で馴染みやすく、目立ちすぎることがありません。
見た目とは違い、素材は軽く柔らかいので女性やお子さんでも扱い易いです。
逆に注意が必要なのは、プランターとフクロウが繋がっている部分が変形しやすいこと。
寄せ植えをセットする時に容易に調節できますのでご安心を。
■使用花材
・コリウス 2株
変わった形でくすんだ色を選びました。
日向で管理しましょう。
・ヒューケラ ドルチェ スノーシュクレ
葉脈の際立つものをセレクトしました。色はシックで寄せ植えをかっこ良くまとめてくれます。
日向から半日陰で管理します。
・アルテルナンテラ エンジェルレース 2株
日当りを好みます。
白い葉が花びらのように見えます。
・コクリュウ
黒い葉は寄せ植えを引き締めまとめます。葉の動きを活かして植えましょう。
日向から半日陰まで管理が容易で丈夫です。
・コロキア コトネアスター
CHIRO好みです!
常緑小高木。日向から半日陰、風通しの良い場所で管理します。
・アルテルナンテラ 若紫
半耐寒性なので、冬は室内で管理することが好ましいです。
春と秋にピンクの小花が咲きます。
・ヒポエステス
日当りを好みます。
寒さには弱いので冬はベランダや日の当たる室内で管理しましょう。
■その他の材料
・鉢底ネット
・鉢底石
・活力剤(水で薄めて使います)
■作り方
STEP1
植物を活力剤を適量薄めた水にポット苗ごと浸しておきましょう。
鉢底穴に鉢底ネットを置きます。
STEP2
鉢底石は、鉢底ネットが隠れる程度入れます。
STEP3
土に肥料を適量まぜ(培養土)プランターの深さ3分の2まで入れます。
STEP4
ポット苗を並べて植物の配置を決めましょう。
STEP5
コリウスの根がぎっしり回っていれば、剪定ばさみで根の周りを少しだけ切り、あとは手で優しくほぐします。
根が回っていなければ、軽くほぐすだけにしましょう。
プランターの右後ろに配置します。
STEP6
ヒポエステスの根を優しくほぐし、プランターの後方中央に配置します。
STEP7
コトネアスターの根を軽くほどき、プランター後方左側に配置します。
STEP8
アルテルナンテラ 若紫の根を軽くほぐして、コリウスの前に外側にやや傾けるように配置します。
STEP9
コクリュウはポット苗の土から根が簡単にほぐれます。土をある程度落としても大丈夫です。
コトネアスター前に配置します。
プランターから葉がはみ出るよう傾けます。
STEP10
アルテルナンテラ エンジェルレースの根を軽くほぐし、プランターの右側とコクリュウの前に配置します。
STEP11
ヒューケラの根を軽くほぐし、プランター前方に配置します。
株間に培養土を入れます。棒などで優しくつつきながら入れていくと、培養土が植物の根と根の間にも入っていきます。
寄せ植えが完成しました!!!
フクロウの輪に寄せ植えをセットしましょう!
【ハロウィン演出】
ワイヤーでコウモリ×2・蜘蛛・蜘蛛の巣を作ります。
フクロウに蜘蛛の巣と蜘蛛をからめて、コウモリは寄せ植えに差し込みます。
不思議な形や変わったいろのカボチャを添えて・・・。
ハロウィンの寄せ植え、完成です!!!
■ポイント
フクロウとプランターの寄せ植えがひとつになるよう、色彩でリンクさせるのがポイントです。
コリウスやヒューケラの色をフクロウの色と同系色にします。
葉の形、色、茎や枝の動きを組み合わせて、おどろおどろしさを表現しました。
花を主張の少ない色の小花にしたことで、より一層、葉や茎、枝の動きが活きます。
■まとめコメント
蜘蛛の巣が絡み付いて困り顔のフクロウとシックな色彩の寄せ植え。
一見、合わないようですが同系色で繋げることでひとつになりました。
さりげないハロウィンの演出は、大人の遊び心でいっぱいです!
是非、参考になさって下さい。
CHIRO
■ガーデンスタイリングスタッフより
CHIROさんのハロウィン寄せ植えはいかがでしたか?
今回はフクロウが可愛らしいオブジェ付きのプランターに寄せ植えをしていただきました。
寄せ植え単体でも素敵ですが、ワイヤーで手作りしたコウモリやカボチャとあわせた魅せ方もとても素敵ですね。
季節のイベントにあわせて寄せ植えを楽しみましょう!
■おすすめ特集