2016.4.11 / お庭づくりの工夫
お花見の季節が到来しました。
雨が降ることの多いこの時期。桜の開花情報と天気予報とにらめっこ。
上着を1枚プラスして「花冷え」対策もぬかりなく。
さて、春と言えば、咲いているお花を楽しむだけではありません。
種まきにぴったりの気候になりました。
多くの植物の発芽適温は、15~30度。
4月~6月は種まきに適した季節なのです。
野菜やお花の種をまいて育てることは楽しいだけでなく、
その植物の一連の生育について見ることができるので、彼らととっても仲良くなれる気も。
いろいろな種まきを楽しんできた私ですが、今日は中でもカンタンで、それでいて
ちょっとユニークな「種から育て」をご紹介します。
今日ご紹介するのは「わた」の種まきです。
わたの発芽
大きめの種から出てくるのは、やはり大きめのふたば。
まだ小さなうちは、シャワーでやさしくお水をあげるほどのデリケートな赤ちゃんですが
大きめのふたばなら、少し安心。
★ポイント★
まきやすい種=大きめの種
わたのふたば
種まきのときにいつも重宝するのが、このトレー。
底面給水ができるトレー付きで、なんとフタまでついているので、
温室効果も期待でき、これを使って発芽率もぐっとアップしました。
★ポイント★
種まきには底面給水がおすすめ!
わたの定植
植物によって生育環境は異なりますが、5月にもなれば
直射日光はけっこうな強さ。
まだ半人前な苗には半日陰くらいがおすすめです。
★ポイント★
木陰や半日陰での管理がおすすめ!
わたのつぼみ
葉っぱかな?と思いきや、ちょっと様子が違う。
どうやらつぼみのようです。
液肥を定期的にあげていると、つぼみの数にも差が出ますよ。
★ポイント★
つぼみがつきはじめたら液肥がおすすめ♪
わたの花=「綿花」
純白の美しいお花が咲きました。
わたのお花は思っていたよりも大きく、見応えたっぷりの美しさです。
上を向いて咲いてくれるので、お花がしっかり見えてなんだかお得な気分。
わたの若い実
わたの実です。あとは時間がたってこれがはちきれるのを待つだけ。
ふわふわの「わた」を収穫
できました!これが正真正銘、本物のコットン。
ふわふわしていて、なんとも言えない肌ざわりです。
子どもたちと一緒に、触ってちぎってたくさん遊びました。
種まきってなんだか難しそうなイメージがあったり、育てる時間が長いので
どうしても途中で枯らしてしまうもではと、敬遠してしまう方も多いと思います。
私自身、たくさんの失敗をしているので、
種まき育ての過程で枯らしてしまうことも多々ありましたが、
それによって、その植物とのつきあい方がわかる大きなきっかけになりました。
何より、種から育てた苗が開花や収穫のときを迎えた喜びはとても大きなもの。
他にも、春の種まきでは、ゴーヤ、マリーゴールド、黒ほおずき、ジニア(初夏)など
初心者の方でも気軽に楽しめるものがいっぱい。
ぜひ4月のいい時期に、種まきからのガーデニングに挑戦してみてくださいね。
今日も読んでくださってありがとうございました。
それでは、本家ブログでもお会いしましょう♪
毎日更新、がんばってます!
Bloom in My Garden~花咲くわたしの庭~
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