お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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ルエリアが日々順調に育っています。最初よりも、凛として元気がもらえる感じに。

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最初は、ピッチャーに挿していただけ。

こうして湿った状態を保ちながら、少し乾かしてもみたり、実はこの再生紙製の鉢に植えて3日もしないうちに底を突き抜けて根が生えてきています。もう、すでに大きめのポットに植え替えても良いかもしれないのですが、この見ためが可愛くて。

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低肥料栽培を 心がけようとしていますが、この株は、なんだか、今、肥料を欲しがってるなぁ。なんて思ってしまうとちょっとだけ。また発根促進剤も入れたり、ちょっといじりすぎかもしれませんが。

昨日、埼玉のNHKカルチャーにて講座を開催しました。

日本中からたくさんの方にお越しいただき、とても嬉しいことでした。ありがとうございました!

そこでお話しした事は、バイオフィリアが結びつける 自分自身の本能的な満足感や、幸福感のことでした。

バイオフィリア(正式にはバイオフィリア仮説 / Biophilia hypothesis)は、アメリカの昆虫学者/生物学者 エドワード・O・ウィルソン(Edward Osborne Wilson)らが提唱;1984年頃の事だそうです。

わたし、その頃にちょうど、さまざまな迷いを抱えていたので、 その時にこうした考えに触れていたら、どれほどよかっただろうと思いますが、当時は若くて理解できなかったかもしれません。

今はそれ! 私の本能がこの存在で、日々幸せの一端をつかんでいる気がします。

バイオフィリア=『人間には潜在的に自然や他の生物との結びつきを求める本能的傾向がある』という主張

「生物、あるいは生命のシステムに対する本能的な愛情」を意味する

著書 『バイオフィリア-人間と生物の絆』Biophilia|The Biophilia 

今なら読んで、自分の心に深くつながるでしょうか。

ガーデニング  花や緑を愛する皆様なら、きっと同様のお考えに至るのではないでしょうか。

生物や生気に引きつけられる心理的傾向を説明するために最初に提案されたというこの言葉

そして、自然保護は我々のバイオフィリアの本能に合致しているのだと。

この言葉に深くつながったのは、もちろんスー・スチュワート=スミスさんの存在からです。

(続く)


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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