Wild About Gardens
この草地は、野生動物のために、長い間残されています。
つまり、余分に覆われた地面、昆虫のための花、そして、イモ虫のために刈り取られていない草。 この夏、Wild About Gardensキャンペーンに参加して、あなたの芝生にも
命を吹き込みませんか!
と、書いてあります。このような看板をあちらこちらで目にしました。
でも、案内看板がなかった場所。
特に一番驚いたのは、地下鉄グリーンパークの駅前でした。
この写真を撮ったのは去年 2023年の夏。パンデミック後の4年ぶりの
ロンドンに到着した朝。*朝6時着の飛行機でホテルに荷物を置いて散歩に出掛けて。
草ボウボウ!!
これは一体なんだろう?!なにかきっと意味がありそう。
そうはいっても、わからない。
以前はここ、美しく刈り込まれた芝生。きっちりと雑草もない
青い芝生の絨毯でした。イギリスで見かける西洋芝は本当に、冬も青くて美しい。
しかし、近頃の夏は旱魃ぎみで禿げた芝生もよく見かけました。
さて、もともと私は日本の....そこいらへんの国道脇の植栽帯に雑草が生えている景色を
嫌いではなく、バランス良く生態環境をたもっている路側帯は
個人的にも好きだと、綺麗だと思うこともあったのですが、真夏の暑い時なども
おすごい元気に青々してます。
で、草ぼうぼうを見て。おおお〜遂に??? と心でニヤリでした。
これはナイジェル・ダネット先生設計のバービカンの一部。
雑草的な感じと宿根草と。混ざり合っています。
雨水が染み込んで豪雨の際のアスファルト地面の洪水を防ぐ
いわゆる、レインガーデン。メリルボーン・ハイストリート
2019年に見た時は、もっと宿根草が繁茂していましたが、だいぶ禿げた。
踏まれて消えたか コロナ禍で監理できなかったか
この感じと同じ体験は、私も青山通りの路側帯の宿根草の花壇で経験しています。
月に1日だけのメンテ(雑草抜きゴミ取り)だとしても、なかなか普段は難しいですよね。
また、オーナメンタルグラスへの理解も少ないし。
環境への貢献度は非常に高いこうした草の景色。理解を得られるようになるには
まだまだ時間がかかりそうです。
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