お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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あともう少しで、4年ぶりのイギリスへ。ちょっと、ドキドキしてきました。期待と不安と。

ずい分、イギリスも、変わったな。と、思っています。

4年前とは....。というのもあるし、私がロンドンに住んでいたのはもう、25年以上も前のことなので、ふた昔前とでも言いたい感じで。

このたびのイングリッシュ・ガーデンツアー。まさに奇跡的に催行決定です。

ご参加いただける皆様への感謝とともに、旅行会社の皆様にも感謝。ありがとうございます。

募集開始からすぐに満席になり、現在も5名さまほどの、キャンセル待ちと伺っております。申し訳ないです。

この企画、4年ぶりの計画が持ち上がったのは、1月でした。私は実は今年はツアーがなくても

個人的にひとりでイギリスへ向かうつもりでした。なので使えないで、消費期限ばかりが迫ってくる

マイレージ航空券で早速イギリス行きの往復を押さえました。それも簡単ではなく

かなり頑張りまして。というのも、その時点で、6月7月は、すでにBAはマイレージ枠は満席、JALもほぼダメでした。

やっぱりね。これって、人気のある6月以降ですと、1年前にエントリーが常識なのかしらね。

でも、諦めずに毎晩エントリーしていると、穴場が見つかる時があります。寝る間を惜しんでまだ厳冬期。ついに見つかり..。ちょっと変な時間。人気のない時間の発着便でロンドンへ。

しかし、その時点でツアーのみなさまと同じ便は取れなかった。同じ日、というのも、週末にかかる日程の便は皆高額がちですでに満席。なので、残念ながら行きと帰りは別々で。

添乗員さんは付きますが、私はヒースローでみなさまをお迎え。ロンドンのホテルでお別れ。というわけで、ヨシヤの飛行機枠を別立てにして、ツアーの中身は全編エスコートバスのツアー組み立てを(最終日は午後4時ころまで自由行動日)。

しかし、これが!なかなか無駄なくコースをたどりながら価値と意味のある場所、庭を辿る。これが大変。

組み上がらない。組み合わさらない。先方(各地ガーデン、ホテル、トランスポーテーションetc.)からのOKをもらうのに、待てど暮らせど的な時間がかかり、ついに募集開始が5月6日を過ぎていました。

じつはそこも見切り発車的なところあり。それにも関わらずご参加を決めていただき、ありがたいことです。

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パンデミックの始まった年は、2020年の早春にはTHE NEWT IN SOMERSETへのアポイントを真っ先に取り、

あの時、たしか、ひとり25ポンドほどの払い戻し不可のエントリーチケットも20名分は購入していたのでしたから、それもこれも....。

ため息のでるばかりのコロナ禍でした。

それがいよいよです。来月の今頃は、旅の真っ最中です。なので、う〜〜ん。イギリスの7月は暑いのか。少し涼しいのか。

何を着るのか。とか、そういう悩みもそろそろ本格化ですね。

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今のところどうなのか。今日はロンドンの最高気温28度とでています。それってイギリスにしては暑い。

↑この写真なんと数年前の

6月11日。ウールのジレを着てちょうど良い。半袖だと寒い。という気温でした。

梅雨はなく、カラッとしているので、過ごしやすことは過ごしやすいけれども。

これまた寒暖差が結構激しいので注意が必要。何を着るか、荷物少なめでどう着回すか。

靴は合計2足でなんとか履き回せるか。

しかし、何を着るかのTPOはどこへ行くか。でもあります。

今回、私は、ツアー開始の前の6日間、ロンドンじゅうに増えつつある、

ナチュラリスティック・ガーデンのリサーチでロンドン中を駆け巡る予定ですが

イギリスの田舎でガーデンめぐりと、ロンドンの街周りって。着るものが違うんですよねー。

だから悩む。また、ロンドンも これまでの私が得意だったウエストロンドンや、メイフェア中心ではなく、

どちらかと言うとショーディッチ、リバプールストリートより東。

本来は、コックニー訛りのダウンタウン。絶対にエルメスのバックとかさげて歩いちゃいけない。

ボヘミアンなアーティストルック。できれば全身真っ黒決めて行きたいエリアなのでした。だからほんと悩む。

イングリッシュガーデンはパステルカラーがお約束だから!

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この地図上の真ん中から左が、今までのテリトリー。ナン100回となく親しんだエリアでしたが

右側は、この30年でも5回くらいしか行っていないと思う。そのうちの1回は止めていた車の窓ガラスを破られている

それほど、治安が悪かったのです。その昔。でも、今回はついに!

大英博物館を中心にして、右側が今回大フィーチャーのエリア。今までの私だったら

1〜2時間いて、苦手な感じで、すぐ退散だったエリアに、今度は宿泊もして見ちゃおうという冒険です。

ピンクで囲んであるエリアは必ず寄るか。ホテルを陣取るエリア。エリアを感じ。知りたいから

トータル、9日間のロンドン滞在中、6回もホテルを移動するというマメさに自分でも驚く。

でも、バスや地下鉄、タクシーでちょっと寄っただけだとそのエリアのことがわかりにくいから、

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一泊でもして、夕方や朝のその街を知りたいのでした。なので、今年は初めての

セントパンクラス・キングスクロスや、リバプールストリート、バターシー発電所跡に

できたばかりの新しいホテルに泊まってみることにしました。

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いずれも、ホテルのルーフガーデンや周囲に

ナイジェル・ダネットやトム・スチュワー・トスミスがデザインした庭がある場所です。

やっぱりそこに早朝訪ねてみたいものですよね。

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ちなみに、写真のホテル、ハムヤードは、この時期全面的に満室で、まるで予約が取れませんでした。

なので、同じ系列で同じインテリアデザイナー、キット・ケンプデザインの別のホテルに泊まりますが

この超物価高のロンドン、3年行けなかった分をどうにか、結集という覚悟で。

またインテリアや庭、街の写真は撮ってきますね---。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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