お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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秋がきたと感じられてホッとするような、時折吹いてくる清々しい風にうっとり。虫の音も。そして何よりも秋の夕日の美しさ。

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イングリッシュ・ガーデンで咲く花として、ダリアは秋バラと同じくらい欠かせない花なのですが、日本では案外ポピュラーではなく、おばあちゃんの時代にあった若干古臭い花と捉えている方に出会うこともよくあります。

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銀河庭園はイングリッシュ・ガーデン。秋にダリアは欠かせない花で、当初のバニー・ギネスさんの計画にもダリアはありました。

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が、数年前に私が関わるようになってからは数千株。という無茶な株数に増やさせていただいた。

しかし、ダリアは株間(植え穴直径30センチ必要)や土壌の豊かさが重要(この↑↓この写真は去年)で、痩せた土地でもしっかり育つような他の宿根草との共存の兼ね合いが難しかったのでした。

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とにかく、イギリス流にいうとルームが必要。根張りスペースがないと良い花がたくさんつきません。年々周囲の樹木は育ってくると、おもうように花が咲かせず、ガーデナーの労力の大きさを考えると今後はどうするべきか悩むところもあります。

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しかし、これから10月いっぱいまで。冷涼な気候の北海道ではダリアが美しく咲きます。それに合わせ、今年のDAHLIA WEEKS のフォトスポットはこんなイメージで。

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実際に使用可能な椅子がこちらになった以外はこれからダリアが咲いて来れば、きっとスケッチと同じような雰囲気に。ダリアといえば、華やかな赤やオレンジのイメージが強いですが、サーモンピンクなどの中間色も豊富にあります。

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また、私自身、秋が近づいて惹かれるのが、色づくノリウツギのピンクです。

秋が深まるとホワイトからピンクへ。萼がピンクに。

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そんな秋色ピンクのイメージをメインに。

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実は。このフラッグ・ガーランドも、オリジナルを8月に手作りしました。

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塗装も、文字の切り抜きとビーズのセッティングも。コツコツと私がしましたよー。

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そして、こんな色調のダリア!他にない色と雰囲気ですが、秋の宿根草も競うように秋ならではの色調や風情が美しいのでした。まだ、これからたっくさん咲いてきますが

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今回ふんだんに咲いているのはホワイトのダリアでした。

八重の花びらの中央で露芯(種ができる)するまえに、カットしたほうがまだまだたくさんの花が咲きます。

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ダリアでフラワーハット。その露芯前の花で作ります。

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今回はそのイメージに合わせてテントラインのブラウスを新調。

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フラワー・クラウンも作りました。でも、なんだか私の顔に合わないファンタジーが漂ったので。静物画にて。

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ふんだんな庭の植物で、花あそび。

さて、10月8日のフラワークラウン&ハットのワークショップはご好評につき、満席となりましたが、その後2席増やしたり。また、キャンセルもたまにあります。10月になったら新たなインフィメーションをいたしますが、厳しかった夏を超えて自然と親しむチャンス。ぜひ北海道へ。

http://www.ecorinvillage.com/event.html


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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