お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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帽子なしで外出するなど、あり得ない。と、自分の気持ちが確定したのは、いつのことか。

昔の写真を見てみれば、帽子なし写真はたくさんあるものの、庭に出る、庭を見学する場合は、確実に帽子を被っています。きっと、みなさまもそうではないでしょうか? 

写真は、今年新しく買った帽子。気に入るとひとつの帽子をこき使うので5年10年持っている帽子はみなボロボロです。なので新しい帽子が欲しかった。

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なにしろ、陽を浴びますから、日焼け防止、日射病防止の意味でも、帽子は必需品です。

長い間愛用しているエリック・ジャビッツのこれは帽子というより、サンバイザーですが、まあ、これは4代目とか、同じのを何度も買いました。最初に見つけたのは、10年以上前のハワイ島で。アメリカ製の帽子ですが、ここ数年は日本でも買えるようになっていました。

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また、帽子。必需品には違いないのですが、イギリスに暮らして他ヨーロッパの国々、西洋の暮らしのルーツ、庭だけでなく、インテリアやファッション・アウトフィット全般に興味を持って調べていくと、歴史のなかで帽子の持つ役割が気になって仕方ありません。

なにしろ、伝統的な意味では、200年以上も前だったら、帽子をかぶる日本人は見た事なくて。

日本髪なら手拭いほっ被りでしょうか。帽子とか、襟周り。西洋では、身分を上げるためにも必需です。その頂点がマリーアントワネットだったかも。ですが。

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とにかく、伝統にないのだから、一応真剣に向き合ってみよう。

なんて。私は思ったものです。なので、ロンドンで、パリで。帽子は必ず探していました。

でも、ああ、長くなるので今日はここまですみません!!!(つづく)


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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