お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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梅雨の真っ只中ですね。晴れる日もありますが、雨が降れば、花弁の多い花がその重みで下向く。

しかし、下を向かないで空に向かってスックと立っている花が健気でつい見入ってしまいます。

これは、ニゲラ。クロタネソウ。見ると花びらが傘状になって雨粒を溜め込まない。

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このバラ、ボニカ82は花弁がさほど多くなく軽めなので、あまり被害なし。きれいじゃないので写真を撮らなかった花弁の多い重たいバラが雨腐りしがちで、箱根のような寒冷地では、ようやく6月の中旬に咲くバラたち。

いきなり梅雨という試練に立ち向かうので、そこがしんどいところです。

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でも、カンパニュラ(これは、ホタルブクロ)のように、もとから釣鐘状に下を向いて咲く花は、雨にもマケズ。

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フクシアも湿気好OK、反日陰OKで、箱根仙石原では、夏の間じゅう、肥料を欠かさなければ、

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ずっと花が咲き続けます。とは、いえ、この寄せ植えは、私が先週、箱根で作ったばかりで、まだこれから。

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季節の代表、アジサイは花弁というよりも、ガクがしっかり水分を好むので、梅雨にまさに見栄えますね。

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先日は、二日間、気温低めの、雨の箱根だったので、ネイビーのワンピースがしっくりきました。

麻なので、この質感が湿度の高い日でも、快適です。でも、

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晴れたりしたら、セージグリーン、ライトブルー、ホワイト系の明るい色の服が良いですね。

この写真は、先日の中之条ガーデンズにて。

色温度。自分だけでなく、他者に対しても、感覚的な涼しさにもつながるのと、気温が上がると、

スズメバチ、アシナガバチなど攻撃性のある蜂が、庭に出没することがあります。

その際に、黒っぽい色調だと狙われやすいので、明るい色調で庭にでたほうが「吉!」です。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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