お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

CF292DBC-78B4-4C00-A56C-E7F98D325FF8.jpeg

まだまだ寒い日が続いていますね。この写真は数年前の2月にイギリス、コルチェスターにある

ベス・チャトー・ガーデンズに伺った時の写真で大雪のあとに晴れてとても美しかったことです。

真ん中で目立っている木は、ルス・ティファナ。冬の実ががこんなにきれい。この実の粉がスパイスとして

イギリスのスーパーなどに売ってます。ちょっとアカシソみたいな感じのスパイスでサラダなどに。

ピート・アウドルフさんの設計の庭にも一時期すごく入ってた。一説によるとヒコバエが面倒なので

抜いた話をよく聞きますが、ここは乾燥が厳しいので、いいのかしら?

昨日放送のあったNHKBSの番組ご覧になりました?ベスさんの言葉は、また一層深く浸透しますね。

「ガーデニングは芸術」

IMG_2171.jpegIMG_2170.jpeg

そして、本日の私の庭で、芸術とは関係なく、今日は、光が綺麗な夕方だったので。

1月のすごく寒い時に仕事で使ったプリムラ'ウインティ'とラナンキュラス。

温室育ちなので、すぐに庭に出せませんでしたが、今はもう、夜も外にいます。

すっごく大きな花径ですが、先日ここにシジュウカラが乗っていてすごく可愛いことでした。

シャッターチャンスは間に合わず。

IMG_2103.jpeg

先月、東京都庭園美術館に行った以来の外出が昨日。昔、私たちのデザイン事務所のあった懐かしい外苑前周辺へ。

1980年代の7年間を過ごした場所。ざっくり40年弱ぶりに行ってみると激変。

事務所のあったパズル青山ビルは無くなっていたけれども、近所の建築家会館はそのまま。

梅が寄せ植えになってた。どなたか植物が好きな方がいるのかな。

IMG_2138.jpeg

さて、3週間ぶりの東京都心行きはまた展覧会。

はままつフラワーパークの花を作品にしている飯田信雄さんの展覧会へ。氏の新刊書のあとがきを

私も書かせていただいた。

IMG_2136.JPG

ずらりと並ぶ天然香料と花の色との感覚的なコラボレーション。ピンクのイメージの香りを嗅いでからその色調の作品を見る。...と実に印象が幾重にも広がります。上の写真二枚と下の写真は、カメラマンの斉藤みきさん撮影。

IMG_2135.jpeg

青山のエスパス・ルイ・ヴィトン東京で開催中のGILBERT &GEORGE展

https://www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/detail

50B922B3-18C3-4AF6-BC44-6DC100D974B3.jpeg

1970年代頃からのロンドンのアートシーンをずっと追ってきた吉谷ファミリーとしては必ず行きたい展覧会でもありました。

同時に、開催中のエスパス・ルイ・ヴィトン大阪で開催中のゲルハルト・リヒター展も吉谷ファミリー盲愛アーティストなので行きたいのですが。まん延防止が終わっていればいけるでしょうか。

ちなみにリヒターは東京国立近代美術館で2022.6.7から大々的な大回顧展があるのでこれは絶対に。

https://richter.exhibit.jp

その後愛知県豊田市美術館へ。

1CAF4371-DDB4-423B-AA45-BAC150749EB2.jpeg

スペースのなかで対峙する作品だあれもいない空間で幸せでした。あ。この作品は、2015年の夏に

パリのルイ・ヴィトン美術館、フォンダシオン・ルイ・ヴィトンでお会いしたわ。

ヴィトン社の所蔵作品だから、世界中を動いているわけですね。上の写真は東京。下の写真はパリ。

IMG_7745.jpeg

何十年経とうと古くならないのが、本物ということですね。現代美術、アートの真髄。

しかし、圧倒的な作品の大きさを包む美術館って素晴らしい。没入感。庭もそうですが。

この写真は、パリにて。

IMG_7747.jpeg

こちらもパリにて。

IMG_7707.jpeg

このときは、この美術館ができて、わりとすぐだったので、フランク・ゲーリー先生の建築が見たくて

ひとりで訪ねたのですが、嬉しかったのは、やはり、ギルバート&ジョージとリヒターがあったこと。

IMG_2119.jpeg

こちらの写真は昨日の東京。モノクロームにしていみました。

IMG_2174.jpeg

東京にいて。旅行をしているみたい。今、やはり、人はそう多くなかったです。

私は今月2月1日に3度目のファイザーを打ったので警戒しつつも、今月最初のお出かけでした。

IMG_2173.jpeg

みきさんが撮ってくれたスナップ。だあれもいないのって、時間と空間のゴージャスです。

IMG_2134.jpeg

そして、お茶を飲もうということになり、青山通りまで歩いてスパイラルビルへ。

ここのエレベーターホールの壁画かわいい。

IMG_2121.jpeg

櫻井焙茶研究所。たびたび私のブログに登場するも、この2年は伺っていませんでした。

八雲茶寮も行きたいのに。この日はたまたま前を通って、そして、席も予約なしで座れたので。

本当に、こちらのお茶はすばらしいです。

IMG_2129.jpeg

ゆず風味の道明寺。

IMG_2131.jpeg

おうすと栗羊羹。このあとの話もあるのですが、長くなるのでまた次回に!

今、東京の美術館はどこも空いている状態というか、美術館によっては事前予約制であり

館内おしゃべり禁止なので、シーンとした人気の少ない空間で鑑賞できるので狙い目だと、

私は思うのですが。

IMG_1864.jpeg

1月に訪ねた東京都庭園美術館の展示は、写真が撮れなかったので、今私が京都に行きたい理由も

含めて、ぜひ、こちらをご覧ください。本当に素晴らしいガイドです。いつも。

https://www.oil-magazine.com/tokyobucketlist/


■おすすめ特集

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

Archives