2022.2.11 / 旅(SIGHTSEEING)
パンデミックになって3年目。海外旅行はまだ、当分難しいようです。
今、各国で受け入れの始まる国もあるけれども、日本に、帰ってくるのが大変!仕事で出国する友人を見ていても
行く前の準備も大変なようなのですが、不要不急と言われてしまうと、心の栄養にとって必要な「旅」も、
しばし、我慢ということで、2018年2月、思い出の「台湾芸術ツアー」のダイジェストを。
台湾 タイペイ、エスリート・ホテルの朝食ブッフェ、サラダ右側、多肉植物のエケベリア台湾では割とポピュラーな野菜?!中華料理的な素材も揃っていますが、健康的なメニューが豊富。ドレッシングも多様に種類あり、おいしかった!
ちなみに上の写真はツアーの時ではなく、その3年前の家族旅行の時の。ツアーのときは余裕なくて写真なく。
さて、3日目の午前中で台中に訪ねたのは、安藤忠雄さん設計のアジア現代美術館。外観のみ。
ニキ・ド・サン・ファル(Niki de Saint Phalle、1930年10月29日 - 2002年5月21日)の彫刻がお出迎え。この時、独特の感情が湧きました。ユニットを組んでいた友人Tちゃんと私が、1980年代バブル期初頭に、オブジェ作家だった時代、その作品を見たジャンポール・ゴルチェが評価してくれた話はすでに書いていますが、そのときに「日本のニキ・ド・サン・ファルみたい」と、フランスの誰だったか?に言われたこと。ずっとずっと、私の中で引っかかっていて、結局、私は造形作家として振り切ることができずに、ニキのような作家を意識しつつも、逆の方向。
もっと自然でミニマルな方向性を探るうち、イギリスの庭、ガーデニングに来てしまった。
という経緯があり、ニキの作品を見るたびに、心が疼くのです。まだ、その心の火が小さく燃えているから。ずっと前、パリのポンピドゥ美術館横の噴水の前に佇んで「唇を噛む」という若き日も思い出される。今後はオブジェ方向を本格化したい気持ちも強いのです。
ああ、話がどんどん横にそれる!失礼しました。でも
「本当にやりたいことは何か」人生の問い?命題?パンデミックの今は、ネットや家のなかにある本や過去の写真をヒントに旅するのもいいんじゃない?と。(いや!でも、本物に触れなきゃだめですけれど)
ああ、台湾の話題です。
ですので、B級グルメも楽しい台湾で、探して、出会って、心踊ったなかに
1、コンテンポラリー・アート&モダン・デザイン
2、台湾的かわいいアート(台中の虹村の黄さんの作品や...)がありました。
こちらは、松山文創園区のギャラリー&ショップ。廃棄品街のゴミも使った刺繍タブロー。
Hand made to go Bar ここで刺繍やニッティング。素敵なバーですね。
おしゃれな本屋さん多いこの地区、本だけ眺めても終日過ごせる文化度高いエリアです。
台湾のレトロ世界の楽しさと、未来志向なコンテンポラリーの両面が交通アテンダンドとツアー・ガイド付きで3泊で周遊できてしまう!って、
これは、なかなか個人じゃできないものです。移動も大変だし、振り幅という点ではコンテンポラリーアートから台湾らしい有名観光地も。
ちょっと無理して行く。というのも。私のツアーの特色ひとつのです。
やっぱり行けておくと、良い。後から行けないかもしれないので。
お天気の悪いなか一生懸命九份の坂を登りました!
坂の一番上を目指して。ちょっとオシャレ系のティーサロン。ツアーのプログラムで訪ねたのですが。この後個人的に、屋台のQQ。
QQ とは、芋圓 ユイェン。九份の名物です。
モチモチものはだいたQQ。これが、好きで大好きで!芋餅と小豆や豆類のおしるこ。
↓訪問順序が逆ですが
この日、午前中には、台中にいて、そのまま専用車で台北に向かった。九份は台北からさらに1時間ほど北端。結構遠かった。渋滞も厳しくて
台中国立歌劇院。いつかここに歌劇や舞台を見にきてみたいとも思います。
あらー、ピナ・バウシュ、ブッパタール舞踏団の来る演目もあったのか。この2018年の時点で
すでにピナは亡くなっているので舞踏団の予告か。
歌劇院のなかはブティックも充実していて楽しい空間でした。
この頃、台湾茶に凝っていたので、お茶探訪もかかせずに。歌劇場のなかのティーサロンもオシャレ系。さてさて忙しく長い1日。この後向かった九份を出たのが遅かったので。ホテルに着くともう、20時をすぎていました。
それで話が戻りますが、先ほどの松山文創園区の敷地内にある、こちらも伊東豊雄氏設計の
ESLITE HOTEL に宿泊。シンプル・モダン&アートな空間で実は窓の外も美しいのですが。
ESLITE HOTEL は台湾で大人気の本屋さん誠品書店。
誠品生活の経営によるホテルなので
ロビーのライブラリーも楽しくて。
私は朝食の前に、個人的にホテルからタクシーで台湾茶の卸店に。
台湾のお茶は香りよくそれぞれに美味しいのですが、紅茶も美味しいのです。甘みが強くて。
その後ホテルに戻って朝食をとりチェックアウト。
16時の飛行機でしたので、空港に行く前に訪ねたのが、やはり、伊東豊雄氏設計の建築群。
最初に訪ねたのが、ワールドトレードセンタースクエアの庭。
上から見るとカメリアのような形。美しいカーブを描いている、いろいろな角度から見てそのラインの美しさを鑑賞。このようなプランに、宿根草を植える庭を作ってみたいなあと。
その後訪ねた伊東豊雄氏設計の台湾大学図書館、残念ながら有名はルーフガーデンは雨漏り工事のため空っぽでしたが
有機的なラインの連続と竹素材に心落ち着く空間です。いいなあ。
さて、これにて台湾ツアーを終了、その日のうち、19:55着で羽田空港へ。台湾らしい飲茶を食べるこてゃ食べましたが、ツアーで訪ねたのは、どれも。今の台湾を感じるお店でした。
酔月楼(宮原眼科)で、点心料理が始まる前のテーブルマットそれぞれにデザイン違いが楽しい。
もちろん。宮原眼科でお土産買って。どれもデリカシーある甘さおいしさ。
また、いつか行きたいなあ。また、いつか、イギリスかオランダ?いえどこか海外。みなさまとご一緒できる機会があったら感動するだろうなあと思います。まずはそれまで、元気で足腰を鍛えておきましょうね!
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