2022.2. 6 / 旅(SIGHTSEEING)
4年前のこの日。2月6日、羽田空港を出発、台北 松山(Zonshan)空港へ。
ずっと以前から計画していた台湾藝術探訪ツアーを開催しました。
楽しかったなぁ!あのツアーにご参加くださったみなさま。本当にありがとうございました!
まずは早速ホテルにチェックインのあと迎えの専用車に乗って
台北のホテルから、お迎えのバスで夕方の渋滞で所要約2時間ほど。この日、最初に訪ねたのが、
淡水の山の中にひっそりと佇む、隠れ家的な広い庭付き和風ミニマリズムの一軒家のレストラン
「春餘園子(チュンユー)」以前仕事のリサーチで訪ねて感激。
ここはぜひにと。山の中なので、なかなか個人では訪問し辛い。
そして、お料理は美しくも洗練された台湾・浙江料理。朝、羽田空港をでて以来、ちょっと移動時間は長かったのですが
幸せな夕刻でした。
空間の美、アトモスフェアを味わって。夜も更けました。遅くにホテル帰着。
初日1泊のミラマーガーデン台北の部屋。ここで寝ていた時、夜中に大きな地震があってびっくりしました。
が、幸い何事もなく翌朝、台中に向かって出発!2月の台湾。お天気悪いです。
仕事で通っていた時も冬は雨多く、いっつも、こんなどんより空でした。
台北中央駅へも専用車で。ツアーガイドの渡邊さんにお任せで新幹線ホームへ。
個人旅行だと知らない大きな駅で指定席、特急券切符を買って右往左往してしまいますが、
この安心感は最高です。プラットホームを「月台」と表記してあって、詩的、好き。
発音はわかりませんが。異国情緒で、日本製の新幹線に乗車。台北から台中までは約50分。
今回のツアーの最大の目標 ツアーの副題にもなっていたのが
日月潭「ザ・ラルー」に泊まる 台湾の今を感じる旅。ですが、そのラルーに行く前に
台中、新幹線駅から30分ほどのところにある 彩虹眷村(サイコウケンソン)へ。
当時、94歳でいらしたか、この村のペインティングを担った黄 永阜氏(ホアン・ヨンフーさん、1924年1月16日〜 )の表現に細胞的に惹かれる私でした。黄 さんにもお会いできてこの没入型の街の景色にワクワク。
このリスともクマともモンキーとも言い難い描写に強く惹かれるのは、80年代にしていたLUCKY TUCKY の作風にも酷似といえる。そうなんです。こんな感じ。目指してた時代があって、ここにもっとラインストーンをキラキラつけたら私。さて、それはともかく。日月潭へ。到着後、日月潭古早味餐にて郷土料理。そして
建築家、團紀彦氏の設計による向山ビジターセンターへ。コンクリートのカーブと硬さと周囲の自然とのコントラストが面白かったです。向こうに見えているのが日月潭の湖。
貸切船で湖上遊覧。あまり面白くないと予感あり、これは私当初知らなくて、予定の半分で切り上げてもらい。
とはいいつつ、船上から見ることのできた「ザ・ラルー」のファサード。これから泊まる目的のホテルを眺める。貸切船なのだから、この船でそのままラルーの船着場に行けたら良いのに。などと。
だって、今回のメイン。ツアー参加者全員がスィートルームなのですから、一刻も早くホテルに部屋に入りたかったのでした。
部屋からの景色。こっちのほうが万倍すてき。昼間船で回っていた湖上。手前に見えるのが「ラルー船」
ホテルパブリックスペースは様々な角度で見える景色をデザインしてあるので、それを探すだけでもワクワクします。
遠くからホテルを見るよりも気持ち良いのもさることながら、とにかく探検。夕日がでないのが残念ですが。
アマン・グループのホテル設計で知られる建築家の故ケリー・ヒル氏のデザインのなかでも、特に好きなのが、このラルーのインテリアとベランダです。(今ラルーはアマンじゃないみたいですね)
まだ写真がいっぱいありすぎて整理できていないので。明日に続く。
これからディナーに。あーあ。本当に良い旅でした。
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