五月も中旬をすぎて咲く、遅咲きのチューリップが今満開。
銀河庭園のブラック&ホワイト・ガーデンが今美しいです。しかし、残念なことに緊急事態宣言下で
この5月、私は北海道には行かれませんでした。なので、ここ数日は、現地とリモートで
会議を重ねています。この写真は銀河庭園の山口さんから。この写真のなかで
「しれっと1球だけ咲いている白は誰でしょう。色がわかるうちに、白のエリアに移植しておきたいね」
というような会話も、画像共有しながら現地と話しができるので、ミーティングも充実します。
シモツケ Spiraea japonica 'ゴールドフレーム'が3年目でまた大きくなってきたので
他の宿根草が大きくなる前に剪定をしたいとデータで示しましたが、これも現地に行けていれば
その場で実際にハサミを入れた方が良いに決まっていますが、毎年の作業として覚えになるので、
データも良いものだと思います。10年前は考えられなかったリモート会議。
この冬の北海道の寒さで、数株のバラとツゲなどの灌木が、枯れてしまいました。
いつも講座などでお話しをしていますが、自然な植栽に見えてもある程度のオーダーがないと
植物がぐちゃぐちゃに見えてしまうので、ツゲの代わりにいれていくこれからの植物も
列植にしないまでも、秩序整列を守るエリアの植え方をしていきます。
5月23日の写真です。骨格がしっかり見える時期にこそ、配置の確認とバランス修正ができる。
今年は酷寒のなか、長く伸びていたツルバラの一部が枯れたところもあり、しかしながら
無農薬で生き生きと生長するローズガーデンは、7月には必ず美しく花開くと思います。
写真は去年の7月10日の写真です。関東暖地では5月下旬にはほぼ終わっているバラですが
北海道は7月がバラの季節であり、体感温度(日向は暑いですが)日陰は最高。
広々とした牧草の景色も素晴らしいし、自然環境で生き抜いてきた草花たちのエネルギーは
本当に見事です。今年は、来月、6月24日、25日、26日で、宿根草の確認で銀河庭園へ。
7月は、1年前のこの写真を撮った日程と同じ、7月8日、9日、10日を予定しています。
先のことが読めないし見にくいのですが、健康に気をつけて植物たちの生育を
共に見守っていきたいと思います。
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