2021.5.19 / ガーデニング(GARDENING)草花(FLOWER & PLANTS)
もうはや梅雨???ちょっと早すぎますし、箱根はまだまだこれから花の季節。この長雨は、
庭を健全に維持していく上で、....憂鬱です。
しかし、雨のなかコトネアスター(バラ科)が満開!直径1センチもない花ですが、こんなに
満開なのは、初めて見た。秋の赤い実も良いものですが、この花は可愛いですよね。
作業の初日。5月17日は、雨風厳しく、まるで暴風雨?みたいな瞬間もありました。
そんなときはカメラも取り出せないので、写真は撮れていないのですが、この長雨は、
水はけ、病害虫、光合成が足らないので花数にも?庭の問題を増やすことになりそうで心配です。
さて、この日は数百株のパンジーを一斉に抜いて、夏花壇の準備です。
今年の夏花壇の主力の花は、インパチェンス(ここではフィエスタ)とペンタス。
ペンタスは花が星形なので、ミュージアムのテーマにもピタリで「星に願いを」花言葉でもある
「希望」「希望をかなえる」想いを込めて、やはり数百株ほど植栽。写真とりそびれ。
雨で全身びしょ濡れで、夕方はヘトヘトに。
星の王子さまミュージアムに通って12年、ミュージアムのすぐ後ろにあるホテルにも12年。
全身びしょ濡れでも、温泉でリセットしちょっと優雅なソロディナーでリカバーです。
さて、翌日の5月18日。
朝は恒例の彩り野菜のフレンチジャポネ朝食。青空が見えて元気がみなぎります。
天気予報では梅雨の兆しで雨模様でしたが、すっかり快晴に。
昨日はドロドロになって冬の間も活躍したパンジーを抜きましたが、新たな夏の花。
ここでは、サンパチェンス。整形式庭園のエリアは、整形式に植えています。
自然風のエリアは、もちろん、自然風に。しかし、そこにも私なりの「ランダム・マナー」が
あるので、いつもバランスには注意深く気を配っています。6年ほど前に枯れかかったハンカチの木も
復活してきていますが、ハンカチの苞はまだ出てこない。
星の王子さまミュージアムならではの好調な植物といえば、フクシアですが、冬は耐寒性が
厳しので、私が家で育て、春に「出戻り」一夏きれいに咲いたらまた秋に里子で吉谷家へ。
愛培植物のひとつです。やはり、ロンドンの庭での思い出が詰まっている花だから。
ムラサキセンダイハギも国バラ以降にミュージアムに来た宿根草。立派な株に成長し、安定してきました。
たくさんの寄せ植えを作っていますが、昨日の朝いちばんの作。中心のインパチェンスがもっとも
大きく育つように、株の下、根っこの生える方向に、バイオゴールド元肥を混ぜておき、根っこが
それを食べに掴むように想定しうえてありますこの元肥は、根が触れても肥料焼けしません。
がっつり掴んでね。と、思いながら。
(株)Q GARDEN さんメンバーのみなさま。作業風景も絵になるなあと、
さてここから下は、いつも一緒に造園作業の基盤を支えてくれている
(株)Q GARDEN 社長の小島理恵さん(左)。そして、写真は理恵さんの友人のフォトグラファー、
斉藤みきさんが送ってくれた写真から。
なかなか人物写真は撮れないから、せっかくなので写真の時だけ
マスクはずしました。↑この写真は昨日の夕方で↓これは3月。春まだ浅い感じがしますが、
今瑞々しい新緑に包まれる箱根です。
なんかツーショットがいっぱいですが、この際ご紹介を。
トイレ前の花屋さんのディスプレイも私が担当しますが、その間、庭の司令塔は、理恵さんに
お任せできるのもありがたいです。
この春のディスプレイはピンク色に力を入れて、フェイクですが、花の指輪も作ったりして
それを若い人たちが見つけて「かわいい!!!」と、写真を撮っていかれるので、嬉しい吉谷です。
あっちやこっちに、植栽拠点があるので、材料の調達だけでも大変ですが、
それをQ-GARDENさんで揃えていただけるのが助かります。毎度の調達発注が大変ですから。
来月からゼラニウムに変更だね。とか言いながら。突然すごく晴れて暑かったです。日焼け止めも兼ねた
マスクです。
【スパニッシュビューティー】咲き始めました。
数年前から極力農薬を使用しない栽培法でぎっしりの花数よりも自然さを大切にしています。
こちらも、ミュージアムに来て10年近いオランダセダム。芽出しからすてき!
ここでは病害虫のご縁なくとても元気です。
以上、ここまで、写真家 斎藤みきさんの写真でした。
明日は雨予報ですが。中之条ガーデンズ行ってきます。
■おすすめ特集