2020.12.23 / ガーデニング(GARDENING)旅(SIGHTSEEING)草花(FLOWER & PLANTS)
中之条ガーデンズへ。目指していたウインターガーデンがどこまでサバイバルできるか
ずっと以前から、この日を目指して群馬行きを計画していたのですが、今の状況は、移動も何も、本当に厳しいですね。でも、今年の今、確認しておかないことには来年の12月までは待てないし。
アネモネ バージニアナだったと思うのですが、最初の植栽工事のときパルマタ、シルベストリスなど混ざってしまい。プランツタグも抜けてしまい、大失敗。
こちらは、おそらく アネモネ トメントーサか。もう!宿根草のアネモネ類は色々ありすぎて、その同定が難しくて。
それにしても綿のようになったシードヘッドが素敵です。夕方輝く。
この霜の景色を撮りたくて朝5時真っ暗な自宅を出発。寒かった〜!
また、折からの寒波で降雪や道路の凍結も心配でした。しかし無事行けてよかった。
1週間前から天気予報を100回は見たか。ウソ、少なくとも30回は見ていたと思います。エキナセアのシードポット。残ったものはわずかですが。ほとんどは倒れて抜けて消えていったか。
今は電車での移動は避けたいので、どうしても車。しかし、ノーマルタイヤの生活圏に住んでいるので、とにかく完璧な晴天の続くコンディションでなければ、移動は怖い。夫はスノータイヤをつけたのですが、道路の凍結など。年に1〜2回あるかないかの需要なので、タイヤ交換は避けたいし。
でも本当にぎりぎりの季節に行けてよかった。できれば1月中も。
そして、大々的なカットバックを予定している2月下旬も行く予定です
ナチュラリスティックの冬の庭。まだまだ日本では、その鑑賞価値は認められていないし、そのための庭の完成度も、まだまだだと。思いますが。あと数年をかけて完成度を上げていきたいと思います。
どの植物が芽出しから枯れていくまでのトータルに美しいシーズンを保つのか。
花の咲いているときだけ美しい植物も良いのですが、枯れてなお美しい植物を見極めていきたい。
そういう意味でも、中之条ガーデンズは私のなかではもっともチャレンジ。
アンミ ビスナガの枯れたところ。本当に美しい!
さて、4時間ほどの睡眠で、朝早くに車を運転してきたので、日暮後の日帰りは無理。
ところが、近くの四万温泉のお宿は満室。GoToキャンペーンで結構満室が続いていました。
そこで10日ほど前に同じ群馬県、前橋市にオープンしたばかりの白井屋ホテルへ。
建築家の藤本壮介氏ほかさまざなデザイナー、アーティストが関わってできたホテル。私はグリーン・タワーと呼ばれるこの芝生に覆われた山のようなこの建物の3階に泊まるために。
メインビルディングは、昔からの建物をリノベーション。
ウエルカム・シャパン。美味しかったなー。シャパングラスじゃなかったけれども。
あらっ。杉本センセ!こちらのバーの設計もされたそうで。それはまだ来年オープンとか。イスラエル、ゴランのガリラヤ湖。キリストに因んだ奇跡が伝えられることと、群馬県には海がないから、湖。この湖に因んで奇跡が起こるようにと杉本さんが選んだそうです。
ああ、しかし。とっさに部屋を変更して欲しいと、いいそびれた。それほど疲れていたので。後から徐々に苦手になっていったという。
あまりお上手とは思えないスピリットの希薄な絵がかかっていたのが、気にいらなくて、あまり見ないように気にしないようにしていたけれども、生の絵って、やはりナマなので訴えてくる。本当に難しいですね。私自身、自分の絵が、本当はあまり上手くない。のはわかってる。なので自分の弱点を見たような思いがあったのかも。アートフォームとスピリットの関係。ほぼ自分にしかわからない直感のような嗅ぎ別けで、すぐ不愉快になるのが弱点。約三十年前。それが原因でヨーロッパに住みたいと思ったような案配ですが。今もおんなじ。
でも、ベッドに横になれば、絵は見えないし、スタッフのサービス精神や感じ良さも含め、ほかはとても心地よく滞在しました。普段から、日本国内、どうしても他所に泊まるのが苦手。インテリアが気にいらない、ベッドの寝心地、照明がいやだなど、思い始めると本当に眠れずに。でも、こちらのベッドは完璧なマット。どこのかな?と思ったら、サータのだった。よかった。これで熟睡。
ベランダ、暖かな季節なら気持ちよく過ごせそう。
最大の感想は、新たな世代。若い人たちが頑張ってやっている。それが楽しい。と、思おう。などと思う私は、やっぱり年寄りくさいのかなあなどと思ったりして(苦笑)。こんどはちょっと奮発して、ジャスパー・モリソン・ルームに泊まってみるかな。
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