お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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レストランでのディナー会食、今は本当に外食が減り、数人で集まっての食事のシーンが恋しいような気持ちです。

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さて、イギリスの食事が美味しくなったと言われて、もう20年以上が経ちましたが、そのプレゼンテーションのモダンさも見どころです。お皿のデザインなども、超高級と言われるお店でも様変わり。

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写真は、去年の暮れに女子忘年会をしたロンドンのエレーヌ・ダロワーズ・アット・ザ・コノート。ミシェラン2つ星、世界優秀女性シェフ賞も取ったエレーヌ・ダロワーズ・シェフのレストランにて。おすすめワインが料理ごとに選ばれそのマリアッジを賞味するというコースで、しかし、この時の記憶が怪しいですが、ソテーしたフォアグラとソーテルヌのような少し甘いワインで。

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6コースだったか、魚料理がこの時なんだったかもう、忘れてしまいましたが、大概モンク・フィッシュ?高級魚のアンコウ。この白身しか食べないイギリス人。肝がもったいないなあと思うけれど。ごめんなさい、味のことより、この時の雰囲気が印象的で。

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要するに、こんなに高級なイメージのレストランなのに白いテーブルクロスはなし!

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他のお客さんの服装は、まず、ノーネクタイが主流。写真を撮ったときは、お店のオープン直後で混む前でしたから雰囲気が違いますが、満席になったころには、いかにもIT系の成功者風の男性、スティーブ・ジョブスさんを真似たようなプルオーバーのセータにジーンズで。「え!のそスタイルで入れるんだ」と思いつつ、連れの女性は、ばっくりと背中の見える黒いミニドレスでしたが(当然写真はありません)。そのことの衝撃のほうが大きくですっかり、味も(もちろん美味しかったですが!)忘れたような。

高級店もカジュアルシックのドレスコードが一般的になったんだなあ。の、ほうが印象強くて。要するに、ネクタイ&ジャケットじゃなくても入れる。それでいいのかなあ。現代は。

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ところでこの写真は、やはりコノートに並ぶ老舗ホテル THE DUKES のバー。

ジェームス・ボンド(というかショーン・コネリー)も愛したというマティーニが有名です。この時は、アメリカ人の男性1名と女性3人で行ったのですが、そのアメリカの男性が、前回は、カジュアルウエアで入店を断られたので、この時はリベンジでジャケットとネクタイで。そんなドレスコードが残っているロンドンの店。できれば、なくならないで欲しいと思います。

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The Newt のレストランにて。やはり、普通のイギリス人が午後20時頃からスタートするようなディナーに対し、私はお店のオープンが18時なら18時に予約。時差ぼけもあるから早めに食べないと。というのもありつつ

入店時に誰もいないから写真が撮りやすいし、最初のうちはサービスもゆったり受けられるから。

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3泊したので、三晩ともここで食事。基本のコース料理はどれも美味しく、昔と違ってヘルシーでボリュームも昔ほどではない。昔のイギリスのホテルのレストランは1泊ごとに1キロ太り、3泊したら必ず3キロ以上は、太っていたけれど、今そんなことはおきません。鴨肉のコンフィと,,,、ソースはなんだっけ?ベリーソース?

でも、レストランじゃないと食べられないような料理。いいなあ。

楽しい華やかなテーブルや自由な旅行、今はできないけれども、いつか大丈夫になったらどこに行きたいか。考えておいて、大丈夫になったら絶対に行こう!というような気持ちで、未来への不安もありつつ、来年の春への期待を持って暮らしています。

去年、訪ねた中でもっとも感動した旅先である The Newt のことは、もう散々書いたかもしれないので、

https://www.dinos.co.jp/garden/keiko_yoshiya/post-20200104.html

ここは飛ばそうと思ったけれども、去年の今頃のことでクリスマス前のイギリスの雰囲気がよかったので、少しだけもう一度。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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