お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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10月の星の王子さまミュージアム。箱根は秋の真ん中!モミジの紅葉が始まって。

同時にクリスマスの準備です!

私が星の王子さまミュージアムのクリスマス準備を始めたのは、7月のこと。

予定では、夏のあいだに制作をスタート。去年は、花のクリスマスツリーでしたが、今年は

サン=テグジュペリへのオマージュで、天体、星と、それから飛行機と....。

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試作のシュミレーション。しかし、今年は去年以上に忙しく、これらのオブジェを作る時間が

十分に取れずいつも焦っていました。

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今年のイメージスケッチ。赤いヒコーキはサン=テグジュペリが乗っていたプロペラ機を再現。

飛行機は夫、博光に依頼しました。美しい飛行機が7機完成。写真撮りそびれ。

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四半世紀前。庭のデザインをする以前は、テレビコマーシャルやデパートのディスプレイ。

舞台美術のデザインをしていましたが、実際にそのための小道具もある程度は自分で作るのが前提。

絵に描くのは簡単ですが、現実の世界で、それを実現するのは実は大変なこと。CG じゃなくて。

よく大道具の美術さんとも、揉めました。「あんた、絵にするのは自由だけどさ、これどうやって作れって言うんだ」はいはい。わかってますとも。

実現するのは簡単じゃない。知ってますとも!だから、できるところは自分でやるわけ。

だいたいの作るイメージやアイデアはあるので。

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自分で絶対できない部分。こればかりは、遠目で眺めつつ。

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この設計図はもちろん、私メが作りました。図面や作画専用の、5年前に買ったイマイチ調子の悪いパソコンで。パソコン、3年使うと調子が狂い始めますね。そして、どんどん新しいのが出てくるし。

さて、アイデアと想像の世界で、365個の星を作ろうと思ったまでは..... よかったのですが。

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これで365個。1日、1日への祈りにも似た、無事で安泰な暮らしへの希望を込めて。

だからこそ、ひとつひとつは妥協なく形を切り抜き。できれば全部を自分で作らないと!

とは思っていましたが。

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ポリ素材のシートを渋谷の東急ハンズに買いに行って、一枚づつ、星を切りぬく。

実は星のかたち。ひとつづつちょっと違います。それで

もう、かなり、たくさん作ったぞ。と、今回はひとりで黙々と進めていたんですが、たっぷり作った!

と、思って数を数えたら、180ちょっと。えええ"〜!この倍以上を作らないとならないのか!?

また渋谷のハンズに行き、ポリシートを買って。その後もう一度、買いに行く必要がでるほど。

作っても、作っても365個の星には、ならなくて。中之条ガーデンズの作業ではボランティアで

球根植えに参加くださった手先の器用なHさん姉妹に、70個ちょっと分のビーズ&ワイヤ通しも手伝ってもらい。そしてここ数日はさらに半徹で作り増しを。

昨日は、もう断末魔。

最近はめっきり、たまーにアシスタントできてくれてたSさんにも、手伝ってもらった。50個くらい手伝ってもらっただろうか。でも、それを今日見てみたら!間違った作りになっていて全部やり直し!

写真の上がそう。下は私が作ったもの。これじゃあ、装着できないよー。

はあああ〜。手作業の物づくりって以心伝心。なかなか難しいのであった。

今夜はその50個を作り直し。

明日はこの365個と土星と飛行機。うまく取り付けできるだろうか。

かなりの不安が収まらない箱根の夜でありました。明日と明後日まで。

星の王子さまミュージアムで公開ワークやっております!

本日、お越しくださったみなさま!ありがとうございました!皇帝ダリアガッツァリア。

いままだ頑張って咲いていますー。次回はその完成をご報告できるかなー。

バックミュージックは、去年はShadeの妖精のための古典音楽でしたが

今年はフランスのロマン派で。エリック・サティのジムノペディほか。19世紀末〜20世紀初頭

のフランスの雰囲気。だせるでしょうか。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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