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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

はままつフラワーパークにて 原種系チューリップ

吉谷桂子

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またしても、私は行かれない「はままつフラワーパーク」の素晴らしい写真です。

昨日は大雨でしたが、それで空気が洗われて

今日はお天気が良かったから、さぞかし今日は美しいだろうと思っていましたら

スマイルガーデン担当の小澤さんが写真を撮って送ってくれました。

外出自粛の東京で、あらゆるイベントが中止、延期になり、人とも逢えず、あらゆる意味で

落ち込む時もあるのですが....

すごい元気になれました。これは、まさに想像していた通り、計画通りの開花で、嬉しい!

原種系のチューリップは、植えっぱなしで毎年開花する可能性が高いのですが、

フラワーパークでは毎年の大規模な植え替えの中で、小さな原種球根を掘り返してしまうこと多し。

思いついた方法は、常緑性のグラウンドカバー植物の間に球根を植える。

アジュガのように根の浅いグラウンドカバーなら、球根の根が張りあいで喧嘩にならないで

よく年も咲いてくれるだろうか。と、まあ、想像したけれども、

来年、また同じ場所で咲いてくれてば計画成功!まだ今年は去年植えたばかりだから。

この写真↑は、原種系チューリップ'ライラックワンダー'にピンク花のアジュガ。

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こちらは、原種系チューリップ 'クルシアナクリサンタ'に紫花のアジュガ。

グラウンド・カバーの隙間から元気よく咲いてくれたけれども、このまま1年間ここを掘り返すことなく、来年も同じように咲いてくれるか。そこが重要な事なのですが。

この植えた場所がもしも、裸地だったらうっかり掘り起こしてしまい後々シャベルで八つ裂きを

(したことが何度もあるので)そこからの失敗ゆえの方策ですが。うまくいくかな?


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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