お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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今年の春はちょっと早めに花が咲いている東京ですが、ついにバラの蕾が膨らみ出したと思ったら、私の庭でも、咲き始めました。

自然界は今、何を。どんなメッセージを伝えたいと思っているのか。

地面に這いつくばって雑草取りをしていると、そんなことを思います。

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いつもの年だと4月、多忙を極め自分の庭は後回しになるけれども、今年はデスクワークの合間に庭にでる余裕が...。そこで、念願のプランツタグを栽培実験コーナーに入れました。特に冬の間に地上部がなくなってしまう宿根草は、印をつけておかないとそこにその植物が植っていることをうっかり忘れてしまいがち。それに、何を植えたんだっけ?と忘れてしまうことも多々あり。今はこんなに地面が見えていますが、夏にはびっしりと葉っぱに覆われる。

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オカトラノオ。虎の尾っぽのような白い花が群生するのに惹かれていましたが、こんなに縦横無尽にあちらこちらに増えて行くのはどうか?と、思いつつ、他の雑草に根の生える場所を譲らないためにも今はこの「コロニー」が増えて行くのを見守っているところです。どくだみが増えるよりは

こちらがいいと。リシマキア属なので、半日陰、湿り気のある土に適していると思います。

このエリアにはナルコユリ、このフィリペンデュラは、キョウガノコ。

要するに、ここではほとんど日本の宿根草を育てています。これもローメンテナンスな

宿根草の庭を目指していたら徐々にこうなったということで。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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