お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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6月16日の星の王子さまミュージアム

梅雨の晴れ間。日向は暑かったのですが、日陰は涼しく、時折バラの芳しい風が吹いて
気持ちの良い1日でした。遠路、おいでくださった方には感謝と同時に、この気持ち良さを
共感できて嬉しいことでした。久々の外出と言う方が少なくないと思います。

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ただいまローズフェア中ですが、同時に今年から増やしつつあるクレマチスがとても素敵!

こちらは、四季咲きビチセラ系クレマチス ホーゲルビー'ピンク'。背後のアスチルベと

すてきなコントラストでしょう?

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先日は1週間ほど強めの雨が続いていたので、バラは花弁を散らし、Q-GARDENさんの管理で

漢方を使い、なるべくオーガニックに育てていることもあり、やはり長雨には勝てないですね。

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でもでも美しく咲いているバラ、植えて10年以上になるバラ、スカイラーク。

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バラの景色の背景にぴったりの同じ時期に咲くアスチルベ。その背後でもそろそろ終わりかけの

アンジェラなど。

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10年前にバラを植えたときも、なるべく丈夫な品種を選びましたが、今の方が、断然丈夫な

品種が増えていますよね。今年新たにバラを植えるに至っては、河合紳志さんに、

アドバイスをいただいた。こちらは、コルテス 社の マリー・ヘンリエッテ、

ほかにケルナーフローラなど。やはり、丈夫さではコルテス 社のものが多くなるかな。

ほかの葉には黒点や黄変などがでていますが、こちらは今のところ問題ゼロ。

背後に見えているのはバレリアナ

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今回も人気のバルコニーを期間限定でバラの飾りを。テーマパークとしての装飾。

アーティフィシャルを植物園やフラワーパークで飾ることはありませんが、今年初めての試みです。

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写真スポットとして楽しんでいただくための。

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本日、その美しさに心打たれたのは、アスチルベ。

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シモツケソウの園芸種、フィリペンデュラ・ウルマリアも植えて11年目。Filipendula ulmaria

植えた時は、キョウガノコ。と思っていましたが、キョウガノコの仲間には違いないけれども、

こちらは、白花。いわゆるキョウガノコはピンクですものね。環境にあって見事なコロニーができています。個人的には、華やかな花よりも。こちらが好きです。

テーマパークで花いっぱいのカラフルな雰囲気も維持しつつ、実は生態環境にあってまさに適材適所でうまく育った宿根草が視覚的にもそれらが持つオーラ的にも心癒す庭となりました。

華やかさを好む方にはインスタ映えする雰囲気を。

また、自然派にはナチュラリスティック な世界観。

実は星の王子さまミュージアムには両方の世界を混在させています。

ZEROか100%か。では、ありません。

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星の王子さまミュージアムの近所でランチ。その帰りに近所の路傍に咲いていたのは、ヨメナ?
カントウヨメナだろうか。学名でいうところのアスターだなとはすぐにわかるものの。
Aster savatieri Makino cv. Miyakowasure 、ミヤコワスレにも近い、Aster yomena var. dentatus か? 春〜初夏に咲くアスターで爽やか。しかし、周囲にはヘクソカズラのような
ツルも巻きついていて、「ク・ク・ク...取ってやりたい」しかし、他所の敷地なので我慢をしました。
植物の栽培やガーデニングに夢中になって、それを仕事にするようになって30年近く。いよいよ
地味な自生種に心が奪われるようになって、派手に花を飾る事は、仕事では請け負っていますが
個人的にはこの傾向が強まって行くのを止められません。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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