お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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去年の6月に尋ねたシシングハーストのローズガーデンです。あまりにも暖冬なのはバラ園には要注意。

害虫や病気も安穏に冬越ししてしまう可能性があるから。

そして、今年。かなり暖冬ですね。これは、オーストラリアの山火事も影響しているのだとか。それは本当か?

気候変動に関しては不安もありますが、たくさんの植物たちが、今は冬越しの最中で、植物たちのなかには、ある程度の寒さに当たることで、やっと春が来て花が咲く。というそのプロセスが必要。

それが、どれくらい真っ当に予定通りいくのかしらと、ちょっと心配です。

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この写真は去年の6月にイングリッシュ・ガーデン・ツアーで訪ねたモティスフォント・アビィのローズガーデン。

バラも今の時期、放っておくと葉が散らないのでとにかく剪定して冬支度にしておきます。

なぜこれらの写真が登場したかと申しますと、今年の初夏を目指して、北海道 銀河庭園のローズガーデン。今まではバラが中心だった花壇に、この写真にあるような宿根草や一年草のコンビネーションを加えようと計画中でしたので。銀河庭園のローズガーデン。ずっと頑張って有機農法でケミカルを使わないで来ています。これからも使わないでいたいと思いますが。ちょっと丈夫な宿根草たちにサポートしてもらおうという今年の企画。やはり、正統派イングリッシュ・ガーデンを参考にしています。

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ところで、モティスフォント・アビィ。去年は、とにかく雨の多い6月でした。

梅雨のないイギリスに、この雨降り続き。絶対に病気が出そうだった。

希望や理想通りに晴れたり、雨が降ってはくれないことくらいわかっていますが、いちいちそのことが不安の種になります。この写真を撮ったのは.....、子供達のコートの色が可愛かったから。

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ついで、と言っては怒られそうですが、訪問者の多いモティスフォント・アビィ、イギリスの方々は髪の色も明るめだし、それぞれに、なかなか楽しいカラフルなガーデンカラーのアウトフィット。この人たちが全員黒っぽかったらやっぱりちょっと。です。

トップスのジャケットだけでも、花のような色。これだと人が多く混んでいても、楽しいような気がします。IMG_6198.jpeg

ふだん、こんなピンク色の洋服はあまり着ないかも?とは思いますが、バラ園では、これくらいのバラの友達ブリッコがいい。

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でも、こうしたピンク。東京では絶対に着ない!と、断言する、こんな甘いピンク色のダウンジャケット。でも、この時、6月だというのに、あまりの寒さに、ツアーで寄ったイギリスの田舎町で、ファストファッション的な品揃えのスーパーマーケット、マークス&スペンサーで買ったのですが、案の定。やっぱり、東京では絶対に着ないのです。今、家のなかで、デスクワークの時などに着ていますが、もしかしたら、この春。桜の咲く頃。夜桜は肌寒いから、役に立つかもしれません。やっぱり汚さぬように大事にしよう。旅先で買った服。思い出も一緒です。さて、さてこの初夏にどんな花を咲かせましょう?!?!

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上と下の写真は、今までの、北海道・銀河庭園のローズガーデン。無農薬でこんなに頑張ってる!!!

今年の6月下旬から7月中旬はここにさまざまな宿根草、一年草を植栽します。

なので、今年は北海道の旅、計画してみては?私が銀河庭園にいるのは

6月25日(木)から27日(土)

7月10日(金)から12日(日)あたりを予定しています。その後本格的な夏休みシーズンには、オリンピックが始まり、国内動きが取れそうもない(混雑でチケットも取りにくく高騰予想もある)のでオリンピック中はどこへもうごかず、家でじっとしています。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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